【扇谷上杉家の野望】その5 宇都宮攻略 上杉朝興は武蔵の兵を引き連れて北上。宇都宮家の攻略に着手し、宇都宮城を落城しました。その後、間髪をいれず宇都宮領・壬生城の攻略にとりかかります。 しかし、その途上で出陣中の太田資顕が病に倒れ、そのままお陀仏してしまいました。 ※悲しき忠臣(?)の死。 続きを読む →
【扇谷上杉家の野望】その6 新星輝き青竹を狩る 扇谷上杉家は真岡城攻略によって兵力を減らした佐竹家に反撃をしかけました。それに対し、佐竹家は当主・佐竹義篤が太田城から出陣して迎え撃ちます。 朝興はその義篤と、包囲中の石岡城下で対峙。会戦を展開してこれを撃破しました。 ※義篤は1部隊で朝興に向かってきた。これが若さか。しょせん、老獪な朝興と比べて義篤は青二才。茶筅にちょうど良き青竹なのである。 続きを読む →
【扇谷上杉家の野望】その7 房総半島の攻防 佐竹領、常陸の制圧に成功した朝興は、次の目標を下総に定めます。下総は北条と手を組む千葉氏の勢力圏です。北条家と停戦状態であるうちに、北条家の味方を減らすのです。 ※千葉氏の城は支城2つであまり規模は大きくないが、攻略すれば敵が減り当家の力も増すので、一石二鳥である。 続きを読む →
【扇谷上杉家の野望】その8 決戦の気配 房総半島の攻防は終結し、半島内では北条家が安房・上総、扇谷上杉家が下総に影響力を持つことになりました。 ※千葉氏は当家に従うこととなった。しかし、当家の力が増したことで、その影響力を警戒する勢力も増えてしまった。 続きを読む →
【扇谷上杉家の野望】その8.5 眠れる虎は大木を焼くか ---余録。 時を少しさかのぼり、房総半島の決着がついた1538年9月。朝興は壬生綱房に河越城下に呼び出されました。 ※綱房「殿、民の声が聞こえませぬか」 続きを読む →