信長の野望・大志PK発売から5日ほど経過しました。いかがお過ごしでしょうか。
今回はさっくりとクリアできる地方モードのプレイをしてみます。シナリオは仮想シナリオです。
※注意 このプレイリポートではプレイがガバガバになることがあります(というか、ガバガバになります)。また内容もガバガバです。ご了承ください。
以下は設定など。本編ではないので、読み飛ばしても大きな問題はありません。
設定
信長の野望・大志 with パワーアップキット(PC版ver 1.0.0.1)
地方モード(近畿地方)
- シナリオ:群雄集結(仮想シナリオ)
- 使用勢力:本願寺家
- 難易度:中級
- 姫武将モード:なし
- 他デフォルト
プレイ目標:地方モードのクリア
舞台
今回のプレイに選んだのは群雄集結シナリオ、地方モード。近畿地方を選びます。
地方モードでは、一地方が全国から切り離され、その地方を統一すればクリアとなります。史実の外交関係は白紙になっています。仮想モードといえます。
群雄集結は全国モードをクリアすると開放される仮想シナリオです。時代を問わず、武将が集結して競い合うシナリオです。
私は全国モードを『川中島の合戦』織田家でイベントを回収しながらクリアしました。初プレイにはおすすめです。
前置き
『信長の野望』における本願寺
※天罰、仏敵、南無阿弥陀仏を叫び、いつも一揆を扇動してくる。
本願寺は寺社勢力です。一向宗と呼ばれることもあります。
戦国時代、本願寺の教義に依って日本各地でおこった一向宗による一揆、一向一揆は国を持つほどの勢力を築き 、時に大きな戦を起こし、細川、上杉、織田、朝倉、徳川といった大名家とわたりあいました。
信長包囲網にも加わり、織田信長との戦い「石山合戦」は10年にもわたる長期戦となりました。「最も信長を苦しめた勢力はどこか」。その筆頭には、たびたび本願寺の名前があがります。
ひとつの時代を戦った本願寺は、ほぼ戦国大名であり、『信長の野望・全国版』からシリーズを通して登場。今作でも加賀(石川県)、伊勢長島(三重県)、摂津・石山(大阪府)の 一向一揆をまとめる 戦国大名『本願寺家』として登場しています。
ゲーム中における本願寺家の特徴は、「鉄砲(雑賀衆の影響)」、 「優秀な坊官」 それに「一揆」です。ひとたび敵対すると『仏敵』に指定され、領内に強靭な一向宗門徒による一向一揆(天罰) が引き起こされるので、プレイヤーからすると厄介な相手となることが多いです。
本願寺家の『大命』
大志PKで追加された目玉機能に『大命』があります。大命を発動すると、その勢力は強力な効果を得ることができます。
おもに内政を強化する、戦に強くなる、武将の忠誠を一時的にあげる、などの効果があります。ここぞという場面で打つ、特別なコマンドです。
自勢力に影響するものが多いですが、他勢力に影響をおよぼすものもあります。足利将軍家は敵対勢力に『包囲網』をしいたり、織田家では『兵糧買占』で敵勢力に米をほとんど買えないようにできたりします。
そして本願寺家の固有大命は『一向一揆』。好きなタイミングで他勢力に一向一揆を起こすことができる大命です。一向一揆が起きると、その勢力内ではしばらく募兵ができず、領地に被害をおよぼします。
※大命を発動すると、派手なエフェクトとともに効果が発揮される。
今回のプレイではこの一向一揆を楽しみます。
今作では武将ごとに『志』が設定されています。大名になった武将の志が、勢力の志になります。大命もここで決まります。『志』ごとに発揮される効果が違い、それが勢力の特徴になります。
本願寺家の志は宗主・本願寺顕如の『往生極楽』で、志特性は『門徒参戦』です。
大志では全国が『郡』単位で分けられていて、戦闘も郡でおこないます。『門徒参戦』により、寺社のある郡で戦うと、寺から僧兵が参戦し、自勢力の兵が増えます、とのこと。これも駆使してプレイしたいところ。
他にも特性がありますが、ここでは割愛します。
本願寺家の主力武将
本願寺家を構成する魅力的な坊主。
本願寺顕如
※本願寺の宗主。今作では武将ごとに”個性”という特殊能力があるが、「農兵動員」「民衆党制」「同盟導者」と、本願寺における偉大なるカリスマ・本願寺顕如がよく表現されている。気質が「実利」というのもさすがの曲者感。作戦は命知らずの一向宗が暴走する”全軍突撃”だ!
下間頼廉
※下間頼廉は石山合戦の軍事指揮官で、戦も政もなんでもござれの超坊官。天道以前は政治能力が悲惨なほど低い(10~20代)脳筋な坊主だったが、創造で再評価され(80代まで上昇)、今なお伸び続け、全国トップクラスの政治能力を誇るまでになってしまった。作戦はもちろん命知らずの一向宗が暴走する”全軍突撃”だ!
他にもマッチョな坊主がいるぞ。戦えない坊主はただの坊主(禿)だ――(?)
近畿の状況
本来は摂津を拠点とする本願寺家が、このシナリオでは追い出され、拠点は岸和田城だけ。初期兵数は周辺国最小の900です。国境を接しているのは豊臣家、松永家、鈴木家(雑賀衆)です。
畿内諸国の状況はこのようになっています。(中級)
勢力名 | 拠点数 | 武将数 | 兵数 | 人口(人) |
本願寺 | 1 | 18 | 900 | 21073 |
豊臣家 | 3 | 70 | 3000 | 51465 |
松永家 | 2 | 24 | 2500 | 34366 |
鈴木家 | 2 | 18 | 3300 | 20020 |
柳生家 | 3 | 24 | 3100 | 37053 |
六角家 | 2 | 15 | 3300 | 31336 |
足利家 | 2 | 20 | 2800 | 44844 |
明智家 | 3 | 18 | 3300 | 53775 |
波多野家 | 3 | 15 | 4200 | 34270 |
細川家 | 2 | 22 | 2500 | 18746 |
浅井家 | 3 | 29 | 2800 | 55757 |
※太字は最大値、最小値(色変えができなかった苦肉の策)。
豊臣家の武将数、人口が他より多いことがわかります。
相手をするのに特に厄介なのはやはり豊臣家。国力も高く、竹中半兵衛、加藤清正ら、すぐれた武将が集まっています。そして本拠・大坂城下には堺商圏(特殊商圏)があります。
本願寺家の居城、岸和田城の商圏はあまり成長が見込めません。あまり時間をかけて、豊臣家が堺を独占、経済力で圧倒されてしまうと手がつけられなくなりそうです。
逆にいえば、大坂城を攻略して堺を手にできれば、その後は楽な展開になりそうです。しかし豊臣秀吉が守る大坂城は天下の名城。城の防衛力は最高値のSで、簡単には攻略できないでしょう。
方針
豊臣家の勢力が拡大する前になんとかしなければならないとはいえ、豊臣家を攻略するにはあきらか国力が足りません。まずは城を得るために、松永家の攻略を目指します。
初期状態ではどことも友好関係にありません。どこと敵対関係となり、どこと友好関係を結ぶかが重要です。
松永家を攻略するために、南の鈴木家、さらに東の柳生家と同盟を結んで協力を得ることにします。
豊臣家と同盟する路線も考えられますが、牽制の意味で今回は同盟しません。
松永家を攻略後に、残った勢力と同盟、豊臣家を攻略するのがとりあえずの目標です。
あとは一揆。とりあえず敵勢力に一向一揆をしかけます。
それでは畿内を制圧し、極楽浄土を築きましょう。
次回は本編の開始、21日の予定。