【本山家の野望】その8.5 姫若子を迎えた本山茂宗の葛藤と顛末

---余談。


新たに本山家家臣団に加わった長宗我部元親は、大殿・茂宗にも露骨に敵意を示すほどのワガママ姫若子であり、飼いならすのは難儀です。

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※能力値が高すぎて、正直持て余すほどである。反逆度とでも言うべき必要忠誠値も14と相当高く、あの宇喜多直家と同レベルだ。(ちなみに茂宗も13とかなり高い)

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※元親にはなぜか男が相手だと攻撃を無効化する『姫武者』という特殊技能までついてる。せっかく姫武者というからにはグラフィックも変えて欲しいものだ。

元服の時に命尽きるまで本山家に云々と言っていたのにこの有り様です。面倒臭いのでそのまま放置しておきたいところですが、出奔されても厄介だし、三好との戦では元親の力に頼る場面があるでしょう。今、元親を失うわけにはいきません。ひとまず黒瀬城の城主に取り立てましたが、態度は変わりませんでした。

できることなら家宝を与えて忠誠を得たいですが、商人は本山家が馴染みの客ではなくてやる気がないのか、なかなか家宝を仕入れてくれません。仕方がないので政策・所領安堵の実施を検討します。所領安堵を発動すると、武将の忠誠がいくらか上がるためです。

ただ、現在は創造性が高くて所領安堵が実行できません。政策の実施には創造性を下げる必要がありますが、手っ取り早いのは施設を建造することです。

その結果、本山領内では寺の建設ラッシュが起こり、土佐は寺だらけになりました。

寺の建造によって十分に創造性を下げたところで所領安堵を発動。元親の態度は一応、丸くなりましたが、結局、不満の解消には至りませんでした。

迷った末、ついに元親を一門衆に加える決心をしました。髪結が終わったばかりの次女・紫を嫁がせます。史実では本山茂宗の息子、茂辰が長宗我部国親の娘を妻としていますが、なんとも皮肉なものです。

本山紫※この娘が茂宗が目に入れても痛くない(嘘)、本山紫である。

祝宴の場で、茂宗と元親は一言、二言交わします。

motoyama_9_5※茂宗「紫のこと、くれぐれも頼んだぞ」(野狐の倅めに儂の娘をやることになるとはな…)

motoyama_9_6※元親「これで貴様が死んだら本山家は俺のものだ」(紫様を頂けるとは光栄の至り 必ず、大切にお守りいたします)

こうして円満に紫姫の輿入れが終わったのでした。結局これなら初めから縁組させればよかった。

本山茂辰※そして、こちらは本山城主で次代当主の茂辰。

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