戦国時代初頭。関東では色々とごたごたがあって、北条早雲を始祖とする後北条氏が台頭した。その勢いに飲まれ、関東管領として名を馳せてきた名門・上杉家も凋落の危機に陥る。その中で、打倒北条、江戸城奪還の使命に燃える一人の上杉が居た。それが扇谷上杉家当主・上杉朝興である―――。

 

ゲーム設定

• 環境：信長の野望　創造PK PC版(Ver.1.0.2.0 – Ver.1.0.3.1)
• 難易度：上級
• シナリオ：信長誕生
• 使用勢力：扇谷上杉家
• ゲーム中編集：なし
• 架空姫：あり

他デフォルト

ロードによるプレイやり直しは縛ります。

 

プレイ目標

北条家を滅亡に追い込む

 

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プレイリポート第三弾として、扇谷上杉家を選びました。初期配置は前回の本山家より、ちょっと厳しい環境だと思います。例のごとくですが、滅亡するかもしれません。

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状況の確認

まずは状況の確認です。

勢力

関東では山内上杉家、扇谷上杉家、北条家、古河足利家、里見家、佐竹家などが勢力を張っています。そのうち、当家が滅亡させるのが北条家、敵対する可能性が高いのは里見家、佐竹家です。周辺の勢力とは初期状態から同盟を組んでいるので、基本的に後ろを突かれることはないのが救いです。

※緑色でつながっている勢力とは同盟関係。北、東方面はとりあえず同盟を組んでいるので、南の攻略に専念できる。

しかし当家と敵対した北条家には勢いがあり、上杉を飲み込まんとしています。その家臣団・兵数は当家を圧倒しています。

 

 主要な関東の勢力

※このプレイで使用する、扇谷上杉家。主城・川越城が居城で、一応状況は恵まれている……かもしれない。当主がかわいい。兵力は3759。

 

※最終的に倒さなくてはならない宿敵・北条家。兵数は9306で、扇谷上杉家のおよそ2.5倍である。しかも北条親子は統率90を越える化け物。今川家、古河足利家、千葉家と同盟している。はっきり言って相手にしたくない。

 

※ごたごたで色々あったらしいけど盟友の山内上杉家。上杉憲政の表情は疲れきっていて全く覇気がないが、7921の兵力と優秀な家臣団を抱えている、頼もしい仲間である。

 

※里見家。房総半島の雄で、兵力は6655。さらに当主・里見義堯は優秀。基本的に北条と敵対する勢力になることが多くて心強いが、当家への外交姿勢は敵視である。

武将の確認

扇谷上杉家は当主を含め、4人の武将が所属しています。

以下が当家の家臣団です。

統率 / 武勇 / 知略 / 政治

• 上杉朝興　67 / 30 / 63 / 74
• 難波田憲重　57 / 55 / 61 / 46
• 太田資顕　67 / 61 / 62 / 64
• 宮城政業　39 / 45 / 52 / 57

※太田資顕はかの太田道灌の親族だけあり、優秀。戦法も離間なので会戦の活躍にも期待できる。

ちなみに家臣団の平均年齢は44歳で、おっさんばかりです。

 

一方、北条家はこのような感じです。

※北条氏康が統率95、武勇86。おやじの氏綱が統率94、武勇82。強い。

……。さすがです。圧倒的に負けています。氏綱、氏康、幻庵、隙がないと思うよ。でも、俺は負けないよ。

 

周辺の状況

周辺の国人衆は義勇・石神井衆、商人・木原衆の2つです。本当は寺社とか剣豪が欲しかったのですが。しかも、石神井は北条家と競合です。

※義勇は意外と弱い。また、ひどい配置になったと思った。

 

戦略

このまま北条家と戦っても、もちろん勝ち目はありません。北条に対抗しうる国力を確保するために、まず房総半島に攻め入り統一を狙います。

しかし、攻略の際に北条に横槍を入れられるのは必至だし、その前に北条家に攻められる可能性は高いです。かといって宿敵・北条家と友好を結ぶわけにはいきません。

そこで、まずは朝廷の仲介による和解を目指します。和解を実行すると、北条家とは6ヶ月間停戦となります。その6ヶ月のうちに、房総半島の攻略を目指します。里見家の吸収に成功すれば(っても、実際は難しそうですが)、北条に対抗できる勢力になると踏んでいます。

さて、その和解交渉のためには朝廷への工作期間が12ヶ月かかります。この12ヶ月間、北条の攻撃を何とかしてしのがなくてはなりません。

※12ヶ月待たずに滅亡する気もする。

扇谷上杉家の強みは、諸勢力との同盟関係です。関東中央部の勢力に加えて、武田家と同盟を結んでいます。ひとまずは山内上杉家、武田家に外交工作を行い、いざ攻められたら援軍の派遣を要請して北条からの攻撃を防ぎます。

その後は今川、武田、山内上杉と結び、北条を包囲して攻略を目指します。

 

朝興は宿願かなって江戸城を奪還できるのでしょうか。それとも滅亡の憂き目を見るのでしょうか。朝興は邁進します。杉の大木が関東に、再び実を結ぶまで。

※何とも憎めない顔をした狡猾の当主・上杉朝興の活躍物語が始まるのかもしれない。

 

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