信長の野望 創造PKをプレイしての感想です。
感想としてはあまり深くはないかと思います。
プレイしてみて
序盤、中盤、終盤、隙がないと思いました。そしてそれぞれ、本山家の野望part1,2,3とちょうどよく分かれましたね。
楽なはずの終盤もそれなりに苦しかったのは、四国の武将を優先的に用いたことと、四国を本拠地に置いたからかもしれません。兵力の多い土地を直轄にして強い武将を使っていたら、少しは攻略は早くなったかなと思います。
と言っても、後半はさすがに作業感が強かったので、逆にこれが良かった気もしますね。初期能力がいまいちな武将でも育てればそれなりに戦えるようになるので、配下武将に愛着もわきました。普通にプレイしていたら、飽きていたかも。
※今回のプレイで、今まであまり知らなかった武将にも注目するようになった。
その飽きを解消できるのは街づくりや城の改修をしてニヤニヤすることだと思っているんですが、今の段階では街を見てもそれほどではないので、次回作ではその辺が強調されていると嬉しいですね。まぁ、街づくりって言っても、実際には城下ごとの町並みはそこまで差は無いでしょうから、リアルといえばリアルですけど。
※区画ごとの施設、たとえば果樹園は畑の真ん中に果樹園のシンボルらしきものがある感じでちょっとさみしい。商業地区は家が建っていてかなり頑張っている。これ以上どうしていいのかは私にはわからないので、単なるないものねだりかもしれない。
ゲームとしてはこれ以上リアリティがあると面倒くさくなるし、リアリティが欠けると戦国時代っぽくなくなりそう、と感じます。個人的にはゲームのバランスは丁度よかったです。信長の野望シリーズでは、今では今作がギリギリ一番好みかな、と思っています。
ゲームについて
色々と書きたいことがあって困るんですが、あえて創造PKでパワーアップした要素に絞って書きたいと思います。
軍団
軍団の編成機能は相当よかったです。創造PKでは、6つまで軍団を作ることができるようになりました。軍団はこちらの与えた方針にそって内政したり、隣接した敵対勢力の攻略をしたりしてくれます。
※さらに軍団長は画面左でボヤいてくれる。お気に入りの武将を軍団長にすると楽しい。
軍団長には、ある城への攻略指示を出せます。この侵攻指示の時に、その城だけじゃなくて、周囲の城にも攻略の兵を出してくれます。このゲームでは攻略目標の城だけに兵を出しても攻略は難しいので、この仕様はとてもいいと思います。
ただ、軍団の管理、というか、武将の管理は意外と面倒です。プレイ後半になると、頻繁に軍団の編成をしなくてはなりませんでした。これは軍団の攻略目標は、その軍団の隣接する国まで、という縛りがあるからです。
※軍団に侵攻の指示を出そうとしても、敵の拠点がちょっと離れると指示を出せなくなってしまう。たまに勝手に攻めてくれることもあるが、攻略の効率をあげるために敵勢力の隣接地に軍団を編成する必要がある。
そして編成し直すと、どうしても軍団の所属範囲から外れてしまう城が出てくるんです。でも、そういうところに重要な武将が居たりする。仕方ないから軍団から外れてしまった城から軍団の城へと武将を移動させることになるんですが、これが面倒。
※軍団の範囲外となった城から武将を移動している。勢力が大きくなると、大名は武将の管理業務に追われる日々となって大変。前線に単に強い武将をかき集めるのは割りと簡単にできる……。
これを解決するために、たとえば、軍団の下に武将を所属させられるようにして、軍団を編成し直すとそれに合わせて移動して配置を考えてくれる、なんていう機能があると楽なんですが。戦国時代の軍団ってそんな仕組みじゃないよ、ということもあるかも。
あとは勝手に在野武将を登用してしまうんですが、登用禁止にできたらよかったです。
連合
敵対勢力が連合を組んでくるとギョッとします。
でも、まぁ、ギョッとしますけど、敵が連合を組む時はすでにこちらが大きな勢力になった時だし、思ったより連携してこないので、今のところギョッとするだけですね……。連合を生かしたプレイもしてみたいとは思います。
ちなみに自分が連合の盟主になると、連合に所属した大名に自分の軍団のように侵攻の指示を出すことができます。実は今回のプレイでも、軍神様に無理難題を押し付けたりして楽しんでいました。
※軍神様に北条家・小田原城への侵攻の指示を出したところ。謙信「激しき戦となろう……毘沙門天よ、我らを護りたまえ」なんとも哀愁が漂っている。
内通
好きなシステムです。南部家プレイの時には全くと言っていいほど使いませんでしたが、本山家でのプレイでは結構使ってみました。お金はかかりますが、戦の時に敵武将が寝返ったり停戦したりというのは痛快です。
あえて言えば、相手武将の忠誠度を下げるための手段がもう少し充実するといい気もします。
AI
合戦時によく挟撃されたので、以前よりも挟撃がうまくなったかなーと思いましたが、創造無印を起動してみたらそっちでも結構挟撃していました。あまり変わっていないのかもしれません。
AIはアップデートの度に何となく挙動が変わっているのを感じます。今後も開発を頑張ってもらいたいですね。
Steam
無印でわずらわしかった認証コードの入力とかアップデートの手間がなくなったので、Steamは素晴らしいと思いました(?)
個人的に欲しい仕様
- 武将の必要忠誠値がゲーム開始時にちょっと上下する
- 武将の忠誠値を隠す
- 城主や軍団長が謀反を起こすことがある
これくらいあると緊張感があっていいと思う。
書いてみたら、軍団のことばかりでした。無印では軍団は適当な仕様でしたから、その反動だと思います。
さて、これからはどうしようか。何かしら書くつもりではいます。