【三浦貞広の野望2】その6 岡山城の戦い(決着)

 

 

浦上軍・明石全登が援軍にかけつけ、西門に到着した頃。

東門を突破した三浦軍・牧良長は、本丸を攻め落とすために二の門の攻略に着手。宇喜多忠家の軍勢を退けると、城門の突破に成功しました。


※宇喜多忠家は城門を開け放ち、牧良長に向かってきたが、貞盛の『逆撫で』を受けて返り討ちにあった。

残す城門は本丸前のみ。本丸陥落による岡山城の攻略が見えてきました。

ただ、いまは不戦中の浦上宗景が参戦すれば、戦況が覆る可能性もあります。良長は本丸の攻略を急ぐ必要がありました。

 


 

西門付近。三浦貞広ら3部隊は、敵方の援軍として現れた明石全登を警戒し、索敵をはじめます。

援軍に到着した場所からあまり離れていない地点で全登隊を発見。三浦軍は3部隊で囲むように展開します。


※どうやら明石全登は西門を抜けるつもりのようだ。牧国信は壊滅しそうなので後ろに下がっている。

 

明石全登は三浦貞広らをみとめても西門への進路を変えません。そのまま正面突破をはかるようです。

このまま通してしまっては、本丸を攻撃する牧良長隊があやうくなります。明石全登隊はここで食い止めなければなりません。

三浦軍は明石全登の足止めを試みます。まずは三浦貞広が挑発をしかけて明石全登隊を引き寄せます。


※挑発は敵を引き寄せる効果がある。


※叔父・三浦貞盛とともに煽り能力が高い貞広、戦法『挑発』を発動する。


※挑発をうけた明石全登は我を失い、頭がとなって三浦貞広に襲いかかる。

しかし、挑発の効果は長くはつづきません。明石全登はすぐに我に返り進路を訂正。

明石全登は三浦軍に包囲されている状況を打開するために、得意戦法『釣瓶撃ち』を発動。射撃力を強化して対抗してきました。


※加護(?)によって謎の力を得た明石全登。これが神の御力だ。

三浦軍は苦戦。貞広も壊滅寸前となります。


※ネコへの態度を悔い改めよ……

そこで今度は逆側に控える上野隆徳隊が挑発をしかけて西門から引き離しにかかりました。さらに戦法『足止め』によって全登の動きをにぶらせることに成功します。

その上で包囲をしかけます。結果として明石全登の進行は大幅に遅れました。


※ネコを侮辱され頭に血がのぼった明石全登は、上野隆徳(画像下)を追い回すことになった。

 

戦法によって明石全登を足止めする三浦軍ですが、能力差、武装差があるために、厳しい戦いとなりました。鉄砲や騎馬を用意してきた明石全登に対し、三浦軍の武装はほぼ槍と弓だけなのです。

 

『釣瓶撃ち』によって強化された明石全登隊を前に、それまでどうにかしのいでいた三浦軍はほぼ壊滅。戦いに消耗し、敗走寸前の三浦貞広、牧国信らは最前線から離れて待機することになりました。

西門前を守っていた庄高資隊が敗走すると、明石全登は城内へと進入。西門を抜け、上野隆徳の追撃を振り切って天守へと向かいました。

 


 

いっぽう牧良長は、本丸前の城門へ攻撃をはじめていました。

しばらくして城門を破壊。本丸の攻略に向かいます。二層天守への攻撃をはじめようというところでしたが、西門から城内を進む明石全登は、すぐそこにまで迫っています。


※岡山城の状況。上野隆徳は明石全登を追撃していたが、城門でひっかかっている。

 

ここで、選択を迫られます。明石全登を迎え撃つか、天守への攻撃を続けるかです。

 

迎え撃った場合、それなりの被害をうけることになりそうです。とはいえ、こちらが3倍の兵力です。さすがに負けることはないとは思いますが、相手は明石全登です。1対1では、まさかということも考えられます。

迎撃が成功すれば、不戦中の浦上宗景を敗走させることができます。(宗景が参戦後すぐに天守を落とすことで)

 

逆にそのまま天守を攻め続けて落とせれば、岡山城の攻略は成功。明石全登は敗走します。被害は少なくなるかもしれません。

しかし、城下には不戦中の浦上宗景5000が無傷で残っています、不戦が解消するタイミングによっては、その後の防衛は難しくなるかもしれません。

 

問題は、不戦中の浦上宗景の兵5000です。

迷うところですが、ここは天守を削りきります。岡山落城後、浦上宗景があきらめて帰城するだろうという楽観的な考えが根拠です。

 

牧良長隊は天守陥落をめざして矢弾を飛ばします。明石全登が到着する前に攻めきりたい。


※矢の雨を降らせてくれよう!

牧良長隊が天守へ攻撃をしかけるその背後。明石全登は到着しました。

牧良長は背後を突かれ、およそ3倍の被害で兵力を消失。

さらに明石全登は『釣瓶撃ち』を発動して自部隊を強化にかかります。

いっぽうこちらの戦法は牧良長『激励』三浦貞盛『逆撫で』など、目の前の相手に効果のある戦法ばかりで役に立ちません。


※迎え撃つべきだったかもしれない……

牧良長に対し、猛攻を続ける明石全登。このまま攻撃を受ければ牧良長の敗走はまぬがれない状況ですが、しかし、もう岡山城の耐久値は残っていません。この時点で三浦軍による岡山攻略の成功は、ほぼ決まりました。

結果、良長が攻めきって岡山城は陥落。

明石全登は敗北し、撤退を余儀なくされたのでした。


※思ったよりも被害が出てしまったが、どうにか勝利


※うぬ等、勝鬨をあげよ!


※岡山を攻略した結果、「疾走」の牧良長となったのだった。

 


 

岡山城の決着がついても、まだ浦上家当主・浦上宗景5000の兵が岡山城下に残っています。その宗景は三浦家に内通している花房正幸の働きによっていまだに不戦ですが、そろそろ不戦も終わります。

三浦軍はおよそ2000程度。まだ戦いは終わっていません。

 

しかし落城を知った宗景は防衛が難しいと考えたのか、あきらめて南下。三好家から攻撃をうけている下津井城の援軍に向かいました。ほかに岡山城に向かう部隊もありません。どうやら三浦家は岡山の影響力を維持できそうです。

岡山城には牧国信が入城。三浦軍は岡山城の戦いにおいて、勝利をおさめたのでした。

 

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【三浦貞広の野望2】その6 岡山城の戦い(決着)」への6件のフィードバック

  1. モコ

    岡山城をとったのは大きいですね!
    このままいけば浦上家は吸収できそうですが、宇喜多さんはしばりにより仲間にできなさそうですね、、仕返しが怖そう。

    返信
    1. 木坂万倉 投稿作成者

      >モコさん
      コメントありがとうございます!

      ようやく岡山城攻略しました!
      残念ながら、宇喜多直家の登用はかなり難しいですね。味方になっても怖いですけど。

      しかし、彼の仕返しを防げる気がしません……。もし「暗殺」できるなら毎月のように死者が出ていると思います。三浦家に。

      読んでいただいてありがとうございます!mm 次はGW明けまでには更新すると思います。

      返信
  2. 戦国大好き

    お久しぶりです!
    信長の野望大志の発売が発表されたのですが購入の予定はありますか?今度は自分も買おうと思っていますが、これからの情報に期待ですね。
    三浦家は本当に難しいですね。前作のPKで自分もしたのですが山陰に出るか瀬戸内に出るかの選択を誤り毛利に滅ぼされました・・・
    これからもがんばってください!

    返信
    1. 木坂万倉 投稿作成者

      >戦国大好きさん
      コメントありがとうございます! 返信がこれ以上ないほど遅れてしまい申し訳ないです。

      『信長の野望・大志』は余程のことがなければ買うことになると思います。
      プレイしたら感想は書きます。そうなればプレイリポートも書きたいという気持ちになるとは思います。

      戦国大好きさんもPK三浦家でプレイされたのですね。勢力の進むべき道を考えて、じっさいに動かす時間は楽しいですよね。
      滅亡までプレイされたことは、とても良いと思います!

      読んでいただいてありがとうございますmm 励みになります!

      返信
  3. しろ

    先月、創造PKを買って、ほどなくここを見つけました。
    時間をみつけながら読み進めて、ついに追いつきました。
    とても楽しく拝見させていただきました。

    当初は合戦のおもしろみが理解できずにいたのですが、
    こちらのサイトを読み、考えがかわりました。
    小芝居やかけあいもわくわくしながら読めました(脳内補完が醍醐味ですよね)。

    今後も楽しみにしています! 

    返信
    1. 木坂万倉 投稿作成者

      >しろさん
      コメントありがとうございます! 書いている人です。返信がたいへん遅れてしまい申し訳ないです。

      大変ありがたいコメントをいただいて、嬉しいです。
      おお……貴重な時間に読んでいただきありがとうございます!
      当ブログはアレな部分もありますが、そういうものとわかった上で楽しんでいただければ幸いです。。

      更新については楽しみにしていただいて恐縮でした。「三浦貞広の野望」も完結をするつもりではいます。
      『信長の野望・大志』発売後くらいには完結していると思います! つまり、冬ごろです。

      読んでいただいてありがとうございますmm 励みになります!

      返信

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