※2017年、夏です。ウナギが絶滅の危機にひんしています。いかがお過ごしでしょうか。このブログ、まったく更新されていませんでした。しかし絶滅したわけではありません。こんな導入で申し訳ないです。
『信長の野望・大志』
「信長の野望」シリーズ最新作、『信長の野望・大志』の発売が発表されています。発売予定は今冬です。
現在は『信長の野望・大志』公式サイトが誕生。Facebookに「信長の野望」というアカウントも開設して、少しずつ情報の公開をはじめています。
「信長の野望・大志」(GAMECITY)
さて今年の春には将棋界が世間を賑わせました。プロ棋士の藤井聡太さんが29連勝したのです。
そして藤井聡太四段グッズが発売されました。その第一弾、藤井聡太さん扇子に書かれた文字はなんと『大志』。沢山ある言葉の中からこれを選んだのは偶然なのでしょうか。
「信長の野望」も、いい言葉をえらびました。うまくいけば今年は『大志』イヤーとなるわけでもないでしょうか。
ちなみに最新作『信長の野望・大志』の他の候補には、『神威』、『綺羅星』などがあったそうです。
以下、「信長の野望・大志」について公開中の情報と感想的なもの
キーワードは「志」
新作の開発開始を発表して以来、“AIの強化”を頑張るということを言われてきました。その目指すところは”人間味”だったようです。
【小山P】
..
本作のキーワードは「志」です。
戦国時代に生きた武将たちは、各々の「志」を持ち、それを遂げる為に生きていました。
本作では多彩な「志」を再現することによって、プレイヤーとしては大名家ごとに異なるプレイ体験を、敵のAIとしてはバリエーション豊かな人間味とそれによって生まれる駆け引きを実現します。
(信長の野望 Facebook より)
「単に強い,弱いで判断するのではなく,それぞれの大名の性格や目標を感じ取って,それを利用しながら戦略として成立させていくのが今回の大きな目標となる」
(「信長の野望・大志」では,武将の“人間味”を表現する。小山宏行プロデューサーと木股浩司ディレクターへのインタビュー(4gamer.net)より)
のだそうです。
これ、バランス調整とか難しそうに思えますけど。どこまで完成度を高められるのか期待しましょう。
ゲームの内容
シリーズ最高の3Dマップ
「信長の野望・創造」では見事な3D日本マップで楽しませてくれました。そのマップは大河ドラマ「真田丸」でも使われています。最新作では、さらに綺麗なものを用意してきたようです。
「『信長の野望・創造』と比較すると100倍精細になっている(信長の野望・大志 公式サイトより)」 とのこと。
100倍と言われてもよくわかりませんが、とても綺麗なのだと思います。じっさい綺麗に見えます。気になる方は公式サイトでご確認ください。
そのマップで戦闘もできる
訂正:戦闘は「通常の全国マップから戦場のマップへシームレスに移行する」とのこと。それが全国マップと同じものなのかはわかりません。焦りすぎました。
参考:「信長の野望・大志」の発売日が2017年11月30日に決定。特徴的なシステムとなる「志」や合戦要素を開発陣へのメールインタビューとともにお届け(4gamer.net)
しかも戦闘は、そのマップ上で行われるとのこと。ここでいう戦闘とはたぶん『創造』でいう会戦のことです。
『創造』の会戦では、部隊が合戦開始時に布陣する場所を決められなかったり、「戦闘マップが◯種類しかない!」、という不満の声がありました。
しかし『大志』ではそういうことが解消されそうです。一枚マップ上に部隊を自由に布陣できるらしいのです。
戦う場所を考られるということは、マップ上でリアルに再現された『あの戦場』や『この戦場』での戦いが楽しめるというわけで、戦国ファンにはたまりません。
詳しくなくてもプレイしているうちに、「ここがあの戦場か!」という、そこが戦場になった理由も感じられるに違いありません。
※「信長の野望 創造・戦国立志伝」の日本地図、その山中。ここでは、合戦の場所を選ぶのも大変そうだ。
戦略・戦術の幅が広がることを期待できます。
各戦場で武将たちが駆け回る日本地図を眺める。そういうことまで出来れば楽しそうです。注目しましょう。
評定
『創造』の評定は報告の場でした。今作は家臣たちが色々と提案をしてくれるようです。
提案されたものを採用すると、「施策力」を獲得。「施策力」は政治に利用するとのこと。
商圏
新要素のようです。御用商人を支援して、他勢力下の商圏を獲得したり、そのために他家と通商関係を結んだりと、色々とできるようです。
募兵
今作の募兵は、領民の割合を管理するためのもののようです。
「農民」「農兵」「足軽」「流民」が領民の種類。
4gamer.netの記事にあるスクリーンショットでは、その割合をスライドバーで調整しています。
農業
「種まき」「肥撒き」「土作り」「草刈り」といった農業支援を計画的におこなうことが求められるようです。
「儂は大名なのに、なぜ農民の草刈りまで面倒みなければならんのか!」と憤慨する大名も当然いると思います。私もそう思いました。でも、そういう世界なので仕方ありません。
外交
今作では政治が細分化。「内政」「外政」に分かれます。
『創造』にくらべて、武将の特色がさらに色濃くなるわけです。これにより、従来のシリーズでは政治に外交にと力を発揮した万能坊主が、今作では外交専門の茶坊主と化す可能性があります。
詳細はわかりませんが、4gamer.netの紹介記事を読むと『大志』の外交はかなり重要という雰囲気があります。そのための変更かもしれません。
武将数
2000人以上(予定)とのこと
おわり
私が注目しているのは3Dの日本地図と、そのマップ上の戦闘です。面白みのある戦闘を実現できるのか興味があります。
システムは挑戦的な内容ではないでしょうか。領民の割合という概念、商圏、評定での採択と、とてもシンプルだった『創造』よりもやることは増えそうです。
AIの強化については、“志”、“人間味のあるAI”というテーマがあるようです。単に強いAIというわけではありません。
そこには、単なる戦略ゲームではない「信長の野望」のあり方が見えます。武将は能力値だけではない。『大志』はおそらく、従来よりもさらにキャラゲー性を求めた「信長の野望」となるのです。
これが完成すれば、プレイヤーは無駄な脳内補完から解放されます。面白そうですが、開発が間に合うのかは心配です。バランス調整が難しそう。
公式によると、次回の情報発表は8月上旬とのこと。明日から8月ですので、もう目前ですね。
参考:
「信長の野望・大志」公式ページ(GAMECITY)
「信長の野望・大志」の内政や外交要素が明らかに。開発陣へのメールインタビューと合わせて掲載(4gamer.net)
「信長の野望・大志」では,武将の“人間味”を表現する。小山宏行プロデューサーと木股浩司ディレクターへのインタビュー(4gamer.net)
「信長の野望・大志」の発売日が2017年11月30日に決定。特徴的なシステムとなる「志」や合戦要素を開発陣へのメールインタビューとともにお届け(4gamer.net)
大志、楽しみです!
今ある情報から感じたのは、1プレイ1プレイがじっくりプレイする事になりそうですよね 。
あとは合戦がどうなるのかも気になるところです。
※最近スイッチで創造PKを始めた友人は、大志はPKが出たら買うといっていました。
>モコさん
コメントありがとうございます!
楽しみです。また「大志」の情報が公開されました。モコさんは、もう確認しているかもしれませんね。
合戦の情報も出てきましたので、もしも見ていなければぜひ。「信長の野望・大志」公式サイト
>1プレイ1プレイがじっくりプレイする事になりそう
確かに! 内政だけでなくて、公開された合戦の仕様を見ても、『創造』よりもじっくりプレイになりそうです。
>友人は、大志はPKが出たら買うといっていました
これは私も、もちろんPKまで待ったほうがいいと思います。そのころには情報も出揃うし、バグもだいたい解消されている。PKは内容も充実しているので良いことずくめです。
でも私は買ってしまうと思います。。
私は.新作より戦国立志伝PKを出して欲しいです。
桶狭間シナリオ
木下秀吉プレイで.かなり頑張って第2次信長包囲網崩壊から松永久秀謀反イベントまで.発生させる事が出来ました。
織田家スーパー社蓄秀吉
から見たリアルな織田信長を私はプレイを通して見たみたいと思います。
>絵馬輝盛さん
コメントありがとうございます! 書いている人です。返事が遅れてしまい、すみません。
秀吉プレイ、すごいですね。家臣プレイでイベント発生は、とても大変だったと思いますが、やりがいもあったでしょうか。お疲れさまでした!
創造・戦国立志伝も、まだまだ改善できるところがあるように思えますよね。
この作品の完成度をもっと高めて欲しいというお気持ち、よくわかります。
私も勢力の内側の表現にもう少し力を入れてほしかったですね。
リアリティは難しいんだな、というのが戦国立志伝の感想でした。
個人的には次回作”大志”にも、色々な意味で期待しています……。