【三浦貞広の野望2】その3

1571年9月ごろ。

三浦家は築城による勢力拡大を目指していましたが、浦上家と断絶したことによって計画は中断。その後も浦上家の動きを警戒し、なかなか築城できずにいました。

警戒はつづいていましたが、しばらく浦上家と交戦がなかったので築城をする余裕がでてきました。ただし、浦上領に囲まれた当初の築城予定地・両宮山(りょうぐうざん)を手にするのはまだまだ厳しいので、べつの候補地を探す必要がありました。


※両宮山はがっちりと固められていて、手出しができない

 

 

近場でめぼしい土地を探すと、備中松山城の西、正霊山(しょうりょうざん)には開発の余地があります。正霊山は毛利家の陣所が建設されていて、毛利家の勢力下にあるようです。しかし、築城できればちょうどいい開発拠点になりそうです。

三浦貞盛が築城を開始。数ヶ月後に正霊山城が完成します。


※もともとあった毛利家の陣所は貞盛によって無事に取り潰された。こうして正霊山城は、晴れて三浦貞広の所領となったのだった。

 

この築城を経て、三浦貞盛は「能吏」となりました。


※「まだまだ、働けるな」と、そろそろマズそうな言葉を吐いてしまう貞盛。57歳である。

 

さらにしばらく後、貞盛はその北、大佐山(おおさやま)にも城を築きます。

この大佐山は完全な山の中で、城下の開発はできません。その上、まったく道の整備がされていない土地です。この築城は毛利家と戦になった時の備えです。ここに毛利の兵を誘導することで、進軍を遅らせようと考えました。


※他の城よりは毛利領と近い。いずれ毛利家と敵対すれば攻めてくるだろうということで築城した大佐山城は自然豊かで平時にはオートキャンプ城としての機能も期待される。


※築城を担当した三浦貞盛。取得した「能吏」の効果により作業にかかる労力が少なくなることがある。プレイヤーに対して能吏が発揮されたということは特に言われないが、武将はさりげない台詞でアピールするのだ。

 

大佐山の人口は10000以上。この築城は三浦家のかかえる人口を増やす狙いもあります。

三浦家は浦上家臣に対して調略の成功をめざしていますが、力の差があるために密談の効果はまだ高くありません。調略をしかけるには、浦上家との国力を近づけなければならないのです。


※浦上家との人口差はこの時点で4万ほど、兵数は6000(三浦)VS22000(浦上)くらいである。宇喜多直家はいつ裏切ってもおかしくない忠誠値。しかし現状では中村則治が密談をしかけると完了まで100ヶ月と暗澹たる数字になってしまう。

 


 

さて、三浦家は目下、美作の主城・津山城の攻略を目指していました。その津山城は浦上家から別所家に寝返ったことで、美作で孤立しています。

できればここを攻め取りたいところですが、津山城は兵数5000ほど。さらに別所家の当主・別所長治が居城にしています。三浦家は兵を6000ほどしか用意できないので、攻略にかかる負担を考えると攻められません。もし攻略に成功しても、浦上家に取りかえされることが考えられます。

そういうわけで津山城はしばらく様子見としました。しばらく別所家に預けておくことにします。


※もちろん隙あらば攻略を狙いたいところ。毛利家に攻めこむ動きがあれば、横から入り込んでの攻略をめざしたい。

 


 

1571年12月。反毛利連合が解散しました。


※3年間にわたり組まれた連合は毛利家に反撃を加えることかなわず。毛利家の侵攻を食い止めるくらいの成果に終わった。

 

連合が解散されたことで、浦上家は毛利家との同盟関係を失いました。

 

三好家はこのタイミングで下津井城への侵攻を開始。阿波から中国地方への進出を狙って、十河城主・篠原長房らが侵攻軍を編成します。

下津井城主・宇喜多直家はこれをうけて瀬戸内海に布陣。海をわたる三好軍を迎えうちました。両軍は激しい海戦を繰り広げました。

その戦いは3ヶ月に渡ります。宇喜多直家は初め善戦していましたが数に押され、徐々に劣勢になりました。

 

この状況になっても浦上家当主・浦上宗景は援軍を出す様子がありません。よく見れば、戦に参加しているのは宇喜多直家家(武家名)の部隊のみ。直家は独力で下津井の防衛をしていたのです。


※下津井城侵攻に対して浦上家の城主たちは傍観を決め込んだ。

 

宇喜多家の所領は、下津井城の他にもう一城あります。その北にある岡山城です。岡山城は下津井の防衛に力を割かれ、かなり防衛が薄くなっています。

 

仮にこのまま浦上家の援軍がなければ、たやすく落とすことができそうです。

三浦家はこの状況を見て兵を出すことを決めます。備中松山城、西川城からそれぞれ出陣。とりあえず岡山城を突いてみることにしたのです。


※出陣した牧良長。岡山のすぐ北には両宮山があり、ここを確保できれば大きい。合戦コマンドを使用してでも攻略したいところだが……。

 

 

広告

【三浦貞広の野望2】その3」への2件のフィードバック

  1. 戦国大好き

    明けましておめでとうございます。今年も楽しみにしています。次は三浦家で天下統一ですか?
    次の大名は誰で行きますか? リクエストになりますが井伊直虎も検討して下さい!

    返信
    1. 木坂万倉 投稿作成者

      >戦国大好きさん
      明けましておめでとうございます! コメントありがとうございます。

      いまのところ、中国地方最大勢力になることを目指しています。それも途上なので、次は……まだ未定です!

      井伊直虎ですか。大河ドラマが未視聴なので、ちょっと難しいかもしれません……(?)
      そういえばNintendo Switch版の創造withPKでは直虎のシナリオ「井伊に咲く花」が配信されるようですね。別機種でも配信されるのか気になるところですね。

      読んでいただいてありがとうございます!mm

      返信

コメントを残す

コメントは反映されるまでに時間がかかります(スパム対策のため)。