岡豊城での攻城戦が始まりました。
櫓の多い中央部を避けて、本山藍隊を餌にこちらの陣地に国親を誘い出し、待ち伏せた茂宗、片岡部隊で殲滅する作戦にをとりました。といっても、敵がどこから現れるか、簡単におびき出せるかはわかりません。左方に回りこまれて茂宗の背後を突かれると辛いので、少々危険な作戦かもしれません。
しかし、それは杞憂でした。国親は無謀にも正面から現れました。本山藍隊には後退の指示を出し、国親を誘い出させます。
※自分の軍事力を過信しているのか、猛進してくる長宗我部国親。
ある程度誘い出して、長宗我部国親を目標地点まで誘いだしたところで、待機していた茂宗、片岡部隊が国親隊の側面を突きます。
包囲からの脱出を試みたのか、長宗我部国親は本山藍隊への突撃を発動。しかし、本山藍隊はそれに合わせて神速を発動し、国親を翻弄します。この神速、かなりの使い勝手が良いように思います。
藍部隊で国親を揺さぶりながら、兵力を削っていきます。とは言え、連続して臨戦・突撃を仕掛けてくる国親はさすがに強く、こちらもある程度の被害を食らってしまいました。
最後には国親が崩れたところを見計らって、片岡衆が乱戦を仕掛け、国親の部隊は壊滅しました。
何とか勝利を収めました。しかし、藍の部隊は429まで削られました。もし茂宗へ突撃されていたら危なかったかもしれません。やはり侮れぬ相手です。勝ったのは藍のおかげと言っても過言ではない。
さて、会戦での勝利に酔っている暇はなく、岡豊城へ強行を開始します。方針通り焼き討ちにしなかったのは、この時葛原衆への懐柔が成り、こちらの援軍として来てくれたので、もしかしたら一気に落城できるかもと思って欲を出したためです。
ところが、さすが国親の守るだけあって、耐久度の減りが鈍い。実際のところは、この時点での落城など不可能で、いたずらにこちらの兵力を減らす結果になりました。
更に悪いことに、右方から何者かが迫ってきました。
どうやら軍勢のようです。旗印は三階菱……三好家です。