【大崎文の野望】その1 雪崩

1604年11月、大崎文が大崎家当主となりました。

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※姫大名・大崎文

 

 

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※当家の悲願……この文が必ずや成し遂げてみせる!

また大崎家はこの頃、伊達政宗を一門に迎え入れます。

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※俺を一門に加えるとは さすが我が主、先が見えておる

 

一方の豊臣家はこれを好機と見たのか、越前・金ヶ崎城へ大軍を出します。大崎文はこれを受けて、北陸を統治する一栗高春軍団に防衛を命じました。金ヶ崎城は要所なのでなんとか守りきりたいところですが、厳しい戦いとなるかもしれません。

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※我らの金ヶ崎城を目指し、総勢46700の敵が攻め寄せてくるようです

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※「目標を守りきるには、当軍団の力だけでは足りぬやもしれません」一栗高春軍団は米不足が深刻。この防衛指示を出した結果、米の備蓄は0となってしまった。

 

 

しかし、これで豊臣家の目は越前に向きました。現在、当家は奥州から遠征軍を派遣していますが、その狙いはあくまでも尾張。豊臣家の防衛は手薄になり、遠征軍からすると都合のいい展開です。

1605年1月、大崎遠征軍は尾張・那古野城に到達します。そして翌2月、大崎軍は那古野城の近辺で一戦を交えたあと、熱田の地で大会戦を開きました。

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※越前を攻めている影響か、豊臣軍は想像以上に手薄である。

 

大崎軍(兵数60016)

(兵数/ 武勇/ 統率)

  • 大崎文 (12600/ 63/ 84)
  • 徳川家康(15003/ 119/ 106)
  • 佐竹義重(10325/ 107/ 110)
  • 片倉小十郎(11642/ 107/ 97)
  • 伊達成実(6193/ 101/ 111)
  • 北信景(4100/ 70/ 79)
  • 葛西俊信(153/ 54/ 74)

 

豊臣軍(兵数39001)

(兵数/ 武勇/ 統率)

  • 九鬼嘉隆(14337/ 92/ 87)
  • 大谷吉継(11700/ 99/ 83)
  • 榊原康政(4589/ 97/ 99)
  • 藤堂高刑(4171/ 57/ 84)
  • 大野治胤(2352/ 58/ 47)
  • 速水守久(1010/ 61/ 62)
  • 上泉泰綱(842/ 61/ 71)

 

当家はこの会戦を豊臣家との決戦と位置づけましたが、拍子抜けでした。この戦力差では戦術もありません。数で押し切ります。

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※それでも大崎文の初戦にして、山場かもしれない会戦。

 


 

 

 

会戦が始まるとほぼ同時に、大崎家当主・大崎文の『鬼』が発動。大崎軍の士気を奮わせます。

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※鬼。自己主張の強いお館様である。たぶんネタで覚えさせていたのだろうけどいつの間に。

 

その後、大崎文は徳川家康ら3部隊を『叱咤』で強化しました。

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※後方から鬼の叱咤。これは孫氏でいうところの死地というものである。

 

3部隊が敵を牽制している間に、佐竹義重が豊臣軍の総大将・九鬼嘉隆を発見。乱戦の後に坂東太郎を発動し、動きを封じ込めました。

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※ゆで卵

 

義重はついでに鬼も発動します。

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※なんと鬼は二人いたのである。鬼義重の本領発揮。

 

と思ったら片倉小十郎も鬼を発動。

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※この戦場にはどんだけ鬼がいるのか。大崎家はまさに鬼の巣窟……。

 

その後、豊臣軍の部隊はあいついで壊滅。この会戦は大崎軍が豊臣軍を攻める、一方的な展開に終わりました。

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※あっけない幕切れだった

 

 

同月。勢いに乗る大崎軍は那古野城を落城。さらには清州城にまで攻めいり、これを攻略しました。

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※ふふ……清州城も、この小十郎の手に落ちましたか

 

その清州城に、豊臣軍・加藤清正、福島正則が奪還を目指して向かってきます。清州城下を守る大崎軍は、これを会戦で迎え撃ちました。

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はじめ不利な状況でしたが、徳川家康が援軍に到着すると戦況は一変。敵の殲滅に成功します。

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※戦場に到着! これより、参戦いたす

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※この後、福島正則を撃破した。

 

その後も大崎軍の勢いは衰えず、熱田の戦いから2ヶ月後、1605年4月には、尾張の一帯は大崎家の支配下に置かれます。そして美濃にまで侵攻をはじめたのでした。

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※岐阜の池田家にも攻撃を開始。尾張・美濃を攻略すれば、上洛にも一気に近づく。

 

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