1557年5月、四国は本山家によって統一された。
---その二ヶ月後、本山茂宗は嫡男、茂辰に家督を譲ることを決断。本山家中では一門衆に迎え入れた長宗我部元親及びその一族が勢力を強めつつあったため、自らの死後に混乱が起きないようにとの措置であった。
本山家当主となった茂辰は自身の実権を確たるものとするため、強行的な手段に出る。吉田孝頼にでっち上げさせた怪文書を理由として長宗我部国親、元親、親吉、吉良親貞ら、長宗我部の一門を次々と領内から追放したのだ。
これにより隠居後はなんとなく家中をまとめながらゆっくり暮らそうと決めていた茂宗は、人材不足を補うために前線に出ることを強いられる。
茂辰の妹、紫は元親と共に本山家を出て、断絶。二度と本山の領内に戻ることはなかった。
※恩をあだで返されたのに、長宗我部一門は反抗もせず、あっさりと去っていった。潔すぎる。むしろ城のひとつぐらい奪ってくれた方が自然だ。
獅子身中の虫(?)を排除した茂辰は晴れ晴れした気分で日本全土征服の野心を胸に秘め、上洛に意欲を燃やす。飢えた本山の血が騒ぐのだ。
しかし、周辺には島津、毛利が目を光らせており、更に関東にまで目を向けると、日本一の勢力を誇る北条が待ち構えている。
果たして本山茂辰は日本全土に覇を唱えることができるのだろうか。
さて、本山家のプレイを再開することにしました。第二段というわけです。長宗我部一族はかわいそうなことになりましたが、他勢力で力をつけることと思います。
一応、条件は以下のとおりです。
信長の野望 創造PK PC版(2014/12/24アップデート)
シナリオ :軍神、降臨す
難易度 :上級
ゲーム内編集:なし
他デフォルト設定
ロードによるプレイのやり直しは縛ります。
それでは現在の状況について確認し、方針を決めます。
各大名家の国力
現在、本山家は国力で言うと全国3位くらいの実力を持っています。全国1位は関東の北条家なので、ただちに影響はありません。しかし、全国2位の島津家が西の九州でブイブイ言わせており、北の毛利も力をつけ始めており油断できません。両家への対策が必要です。
畿内には本山に対抗できる勢力はありません。ただし、連合などを組まれると厄介なことになります。
※国力はかなり恵まれている。これを見ると負ける気がしない。ただし、長宗我部一門が抜けたことで、将の質は低下している。兵数は49000ほど。
※島津家は今ものすごい勢いで伸びてきている勢力。国力では本山家をしのいでいる上、将の質もかなり高い。兵数は50000ほど。
武将
有名武将である長宗我部を追放した影響で、本山家の武将は皆そこそこの能力しか持っていません。しかも統率力1位で隠居の本山茂宗は余命いくばくも残されていません。
ライバルの大名家はそれぞれの筆頭武将が統率100周辺の化け物揃いです。こちらもそれに対抗しうる優秀な人材の確保が急がれます。
※本山家を支える家臣団は、主に豪族・海賊である。彼らは長宗我部一門を追放という理不尽なことをしても忠誠度が下がらない、忠臣の鏡のような家臣団である。
九州の大名家・大友、龍造寺、島津それぞれに統率力100を越えるような優秀な武将が揃っていて、島津が九州を制圧すると手がつけられない状況になる可能性が考えられます。
状況によっては西進も視野に入れる必要があるかもしれません。ひとまず島津と手を組み、大友が滅亡しそうになったら九州に上陸するのがいいか。
本山家の外交状況
浦上家(毛利の東にある勢力)と同盟を組んでいて、九州の島津家、紀州の鈴木家とは同盟を組めるほどの信用を築いています。朝廷の信用は100です。
方針
とりあえず、畿内を制圧します。
外敵については、できれば島津と毛利をぶつけたいところですが、そんなにうまくはいかないでしょう。
外交面では、一旦島津と同盟を組み、盟友である浦上家と連合して毛利に対抗します。そして最終的には毛利家を吸収し、毛利家が抱える良将と畿内の国力で、いわば力技で島津を押し切ります。それが成れば、恐らく東側の攻略も可能でしょう(楽観)
世代交代しても、本山茂宗の受難は続く。頑張れ本山茂宗。負けるな本山茂宗。
※-1 主とはそりが合わないようだ 茂宗は息子との仲はあまり良くないらしい。