第一回アップデートがきたメモ【信長の野望・大志 】(2018/1/9)

信長の野望・大志が発売されてから一ヶ月と少し経ちました。

第一回のアップデートが配信されて、私の『信長の野望・大志』もVer1.0.0.3になりました。(PS4/Switch版はVer1.04)

更新の詳細は公式サイトに掲載されています。

http://www.gamecity.ne.jp/taishi/update.html

ざっとプレイして、その内容を確認してみました。以下はそのメモのようなものです。

 

機能拡張/調整

決戦スキップ機能を追加

ユーザーの要望が多かったという『決戦スキップ機能』が追加です。この機能が、今回のアップデート一番の注目でしょう。

これまでは敵と遭遇した時点で、決戦は必ず自分で操作する必要がありました。たとえば1万VS1千の軍勢でも、ひとたび決戦になると指揮をとる必要がありました。

このアップデートからは決戦がはじまる前にスキップするか決めることができるようになりました。


※スキップ前には勝てそうな時、互角の時、負けそうな時と、武将がそれぞれ助言してくれる。

スキップを選ぶと勝ち負けの判定があり、両軍の兵が減ります。CPU同士の戦闘のような感じであっさり終わります。なお、スキップの戦闘は被害が大きめで、戦意の上下は小さくなるとのこと。

登録武将に気質(相性)を設定できるようにし、武将情報でも確認できるように変更

今回、武将には新たに『気質』というパラメータが追加されました。『気質』に設定されるのは家名、野心、勲功、実利などです。(相性)と書かれているように、武将同士の相性パラメータのようです。


※性別の隣に気質が表示されるようになった

たとえば野心に対して家名は相性が悪い。野心気質の大名家に仕えている家名気質の配下武将は忠誠が下がります。

忠誠を見ると“主とはそりが合わない”で下がることがあるのですが、この理由が見やすくなったようです。

 

iOS版とのクロスセーブ機能を追加(Windows®版のみ)

 

包囲中の拠点では、募兵による兵の増減が行われないように変更

 

周囲に温泉のある拠点では負傷兵の回復速度が上がるように変更

 

決戦での部隊の士気上限を変更

アップデート生放送で発表されていたことです。これまで士気上限は120だったのですが、このアップデートで200になりました。簡単にいえば、統率能力の高い武将はより潰走しにくくなったのです。

少しプレイした感じでは、けっこう影響がありそう。名将を揃えて無双したい派にも、弱小プレイで名将を打ち破りたい派にも嬉しい修正になるのかもしれません。弱小無理ゲーになった可能性もあります。

 

決戦で鉄砲関連の戦法が発動しやすくなるように調整

鉄砲が強化されました。発動条件はゆるくなっていますが、さすがに至近距離では発動できませんでした。


※ここまで近づくと撃てない。

ちなみにCPUは進行ターン途中でもバンバン撃ってきます。

 

合戦の「講和」交渉においてAIが示す提示条件のバランスを調整

無条件の講和が多くなったような印象です。

 

講和を申し込むAIを調整

 

迎撃時のAIを調整

行軍のAI調整です。これまではこちらが少し変わった動きをすると簡単に後ろをとられるようなAIだったのですが、きっちり迎撃するように改善されています。

 

一部の志特性効果の名称や効果、解放条件を調整

 

一部の作戦のバランスを調整

アップデート生放送によれば、囮挑発の強化と釣り野伏の弱体化です。

 

一部の言行録のバランスや条件を調整

どのあたりが調整されているのかまだわかりません。

 

進行ボタンや方策図など、一部のUIの視認性を調整

よくわかりませんが、方策図の黄色い外枠がぼわっとなるようになったかもしれません。


※ひし形の方策、外側の黄色い部分がぼわっとなるようになった気がする。

 

その他、気がついたこと

婚姻同盟の際の年齢表示がされるように

なった気がします。

 

声の名称が変更された

大志には声に名称がありますが、変更されました。

  • 天才ナルシスト→天才肌
  • 地方の英雄→曲者

など

 

 不具合修正

  • 行軍で、出陣する拠点を変えても集合地点が更新されない不具合を修正
  • 登録武将の血縁関係が正確にならないことがある不具合を修正
  • 援軍に軍馬や鉄砲を装備させて解除をすると、兵装を自勢力のものにできることがある不具合を修正
  • 大名の一門ではない姫を家臣と縁組させたときに、一門として忠誠が高まる不具合を修正
  • 一部の個性や志が正しく発動していなかった不具合を修正
  • シナリオ「次郎法師直虎」で上杉家でプレイを開始し、イベント「御館の乱」において選択肢「愚問だな」を選択し、上杉景勝を後継者にするとゲームオーバーになる不具合を修正(Windows®版、PS4®版のみ。)
  • その他、誤字や不具合などの修正

 

 

終わり

『信長の野望・大志』。無事に1月上旬のアップデートが配信されました。

ゲーム内容にはそこまで大きな変更はなかったように思いますが、要望の多かったという機能追加をしてみせることで次回アップデートに期待が持てる内容でした。

今後も2月、3月にかけてアップデートをすると発表されています。『内政』、『調略』を追加する予定とのこと。

 

『信長の野望・大志』のレビューを見ると、内政の簡略化に対する戸惑いの声が多く、「やることがない」という声が多いように思います。「やること」って何だというと、少なくとも内政が含まれているのです。実際、プロデューサーいわく内政を求める声は多かったとのこと。(生放送より)

『大志』は決戦と外交のゲームなのですが、現状ではプレイをする上で内政に力を入れる必要はあまりありません。

今作は登場武将が増えているのですが、内政武将は使い所がないから武将の配置も面白さがありません(しかも配置しずらい仕組み)。能力的に微妙な内政武将でも使いどころがあった創造シリーズと比べて、かなり見劣りします。箱庭もなくなって町を眺める楽しみもなくなりました(私怨)。

要望の多いという『内政』強化なのですが、これが2月になるか3月になるか。今後のアップデートでどこまで評価をあげられるか注目です。

個人的に欲しいのは移動コマンド。武将の配置がしずらいからです。今後追加されればと思います。

 

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第一回アップデートがきたメモ【信長の野望・大志 】(2018/1/9)」への2件のフィードバック

  1. 匿名

    はじめまして。かなり前からこのブログを拝見させていただいておりますが、本日初のコメントをさせていただきます。

    箱庭内政は個人的にはあまり好きじゃないシステムじゃないので、それがなくなったのは歓迎なんですが、それにしても内政系武将の出番がほとんどないのは大問題ですよね。
    商圏にしても、内政官の出番を用意したり拠点の発展に結びつけたりと、色々やりようはあったと思うんですけどね…
    農業は正直根本から作り直してほしいくらいです。いちいち拠点ごとに種蒔きなんか指示したくないです(笑)
    内政はもう少し大名目線の作りにしてほしいです。まあ私が箱庭をあまり好きじゃない理由もその辺にあるんですけど…

    返信
    1. 木坂万倉 投稿作成者

      コメントありがとうございます! 書いている人です。このブログに長いことお付き合いいただき恐縮です……。

      >箱庭内政は個人的にはあまり好きじゃないシステムじゃないので、それがなくなったのは歓迎なんですが、それにしても内政系武将の出番がほとんどないのは大問題ですよね。

      そ、そうですか。箱庭内政好きとしては悲しいですが、大名目線ですか。
      いまのところ内政武将が活躍できる(ほとんど)唯一の場が評定ですが、調整不足なのではという印象があります。内政武将が目立たないのはそのせいもあるのではないかと思います。
      ポイントをためてひたすら技術ツリーを埋めるのは少し気持ちいいですけど、獲得にデメリットがないのが物足りないというか。なんでしょう。あんまり面白く感じないのは、もしかすると方策には選択の苦痛を欲しているのかもしれません。そういう意味で創造の政策は好みでした。はい、私はそういう人間です……。

      今後のアップデートで武将は郡の内政に関わることができるようになりそうですね。面白くなることを期待しましょう!

      返信

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