【三浦貞広の野望】その2

1567年8月、貞広は叔父・三浦貞盛を一門衆に任命。

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※一門衆に任命すると、親族同士で部隊を組んだときに能力があがる。他に忠誠にプラスの補正がかかり、プレイヤーの気分が盛り上がるという効果もある。譜代衆は任命できる武将がいなかった(功績不足のため)。

これにより、一門の結束が高まります。

 

 

さて、ようやく家宝を手に入れ、毛利家へと献上の使者を走らせた1567年11月。三浦家当主・三浦貞広は並行して、毛利家への外交工作をはじめました。

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※他国との折衝に奔走する当主・貞広。毛利家の当家に対する姿勢は、相変わらず“関心”である。三浦家は毛利家の同盟国・三村家にちょっかいを出しているが、それが毛利元就の気分を害することはなかったようだ。

 

 

 

同月半ば。山陰に土煙が走ります。この月、やはり毛利の軍勢が動いたのです。

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※毛利軍が高田城に攻めてこないように祈るしかない。もちろん、攻められれば無理をして改修した『棟門』活躍の場。高田城の堅牢さを披露することになる……。

 

 

毛利軍はこの出兵で西、南、東の三方へ侵攻を開始。しかし、貞広に対しては物見からの報告はありません。情勢を確認すると、狙いは山名、能島村上、あとは大友家と争っている北九州です。

どうやらこの作戦では、美作は攻略対象から外されました。

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※貪欲に勢力を拡大する毛利家。鳥取城には毛利方の後詰めが次々と到着する。10000以上の兵を動員する本気の出兵であった。あらためて毛利家の恐ろしさを認識。

 

また毛利家に示し合わせたように、浦上家も西側へと侵攻を開始。当主・浦上宗景みずから赤松領・室津城へと兵を進めます。中国地方は一気に乱れだしました。

 

その侵攻の最中、毛利家に三浦家の使者が到着。三浦家が送り出した“二十二間筋兜”が無事、元就に届けられたことを中村則治が報告してきました。

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※元就は「ありがたく頂戴するとしよう」と、わりとどうでもよさそうな反応。好みに関係なく一方的に受け取らされるので、当然の態度かもしれない。

これで狙い通り、毛利家の当家への姿勢は“信頼”へと変化。毛利家に攻められる心配はなくなりました。

しかし、金銭的に余裕のない三浦家は、その後も金欠の状態が続くことになるのです。

 

三浦家がそんな状況にある、その翌月。商人はここぞとばかりに家宝をかつぎ、貞広のもとに訪れたのでした。

sadahiro_2_17※三浦家は金銭63のすかんぴんである。見せつけられたのは、どれも三浦家にとっては手の出ない家宝ばかり。もうこんな商人とは付き合いをしたくないです……。

 


 

他国への外交工作がすすんでいますが、高田城下の開発も進められています。その城下街では、家臣や城下の住民たちが様々な提案をしてくることがあります。

 

商人街の様子を見ると、重臣・牧国信が“往来”への投資を提案。

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※城下では、部下の提案に応じるとボーナスがもらえることがある。この提案では往来を75にすると、金500をもらえる。資金のない三浦家とって、とても重要である。ただ山の真ん中で往来に投資して、どれだけ人通りが増すのだろうか。

貞広はこれを容れて、商人街におよそ3ヶ月間の投資を実行。この目的は達成されます。

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※だいぶ増したようだ。

それに続いて、中村則治も提案をします。これは却下。

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※こちらは達成しても、少し仲良くなるだけである。高田城下は用地に余裕がないので泣く泣く却下した。提案の枠は限られているので、実行するつもりのない提案はすぐに却下してしまったほうがよい。

 

 

こうして得た資金を城下の開発にあて、高田城の商人街は賑わいます。同年12月にはすこし開発がすすみ収入が微増。毎月430の金銭収入が見込めるようになりました。

 


 

 

翌年、1568年3月

 

毛利家は山名領・鳥取城を攻略。

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このころ、毛利家の当家に対する外交姿勢が“普通”となります。家宝を受け取ったことによる“信頼”が時間とともに失われたのです。鳥取城攻略を成功した毛利家が次に向かう先は、おそらく高田城でしょう。

この時点で、貞広が続けていた外交工作の成果がでており、毛利家に対して援軍要請ができるほどの信用を得ていました。

三浦家は援軍を要請。毛利家とは停戦状態となります。これで9ヶ月間は安泰となりました。

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※同盟や贈物の使者を出す時とは違い、援軍要請による停戦はすぐに反映されるので、いまにも攻められそうな時に便利。

 

 

対毛利の対策ができて順風満帆のようですが、三浦家の収支は未だに赤字です。

それでも、停戦期間が終わった後にも攻められないよう外交工作をすすめます。工作を続けるためには、しっかりと資金を管理しなければなりません。

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※三浦家にとって金銭はまさに命綱。しかし資金繰りは困難な状況。一刻もはやく、このような極貧からは抜け出さねば!

 

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【三浦貞広の野望】その2」への4件のフィードバック

  1. 三浦貞宗

    貞広公の子孫の者です。
    いつも美作三浦でプレイして、宿敵毛利を打倒しようと頑張っていますが、すべて失敗に終わっています。
    打倒毛利を達成できたら、是非ともプレイを参考にしたいと思いますので、頑張ってください。

    応援しています。

    返信
    1. 木坂万倉 投稿作成者

      >三浦貞宗さん
      コメントありがとうございます! 書いてる人です。

      な、なんと、貞広公のご子孫の方なのですね。
      このブログでは、たわけた表現が多々使われているので申し訳ない気持ちですが、応援までしていただき恐縮しております。

      このプレイリポートでも、いずれは毛利家の攻略をしたいと考えています。ただ、まだ少し先になるかもしれません。途中で失敗してしまう可能性もあるのですが……。頑張ります。

      応援いただき、ありがとうございます!mm 三浦貞宗さんも苦戦されているのですね。いずれ美作三浦家で打倒毛利を達成されることを願っております!

      返信
  2. 羽州の子狐

    家臣団の任命ってゲーム内の効果よりもプレイヤーの気分の盛り上がりや没入感的なものの効果の方が大きい気がします笑

    勢力が小さい頃は何をするにも苦労しますよね…難しい状況ですが、早く勢力拡大できると良いですね!

    返信
    1. 木坂万倉 投稿作成者

      >羽州の子狐さん
      コメントありがとうございます!

      私も家臣団の魅力はそこにあると思います! こういう細かいところが結構好きなので。
      勢力情報から武家ごとの家臣団ツリーを見られるのですが、それを眺めるのもわりと楽しいです。

      三浦家は色々と足りておらず苦しいですが、勢力拡大を目指して頑張ります!

      読んでいただいてありがとうございます!mm

      返信

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