1567年(永禄10年)――織田信長は美濃を攻略。天下布武の朱印を用い、天下統一を視野に入れはじめた。いっぽう中国地方では、毛利家が尼子家を滅亡に追い込み、強大な勢力となっていた。
同じころ。中国地方の山間、美作(みまさか)・高田城に、三つ引の旗が掲げられた。三浦貞久とその叔父・三浦貞盛は旧領回復に成功。三浦家が再興をはたしたのである。
ゲーム設定
- 環境:信長の野望・創造戦国立志伝 PC版(Ver.1.0.8.0)
- 使用武将:三浦貞広(大名)
- シナリオ: 天下布武
- 難易度:超級
- 戦国伝・歴史イベント:発生する
- 姫武将モード:なし
- ゲーム中編集:なし
- 領地リセット:あり
- 討ち死に:あり
- 架空姫・架空息子:あり
プレイ目標
三村家を滅亡させる
縛り
今回は以下3つを縛りとします。
- セーブ、ロードを繰り返してのプレイやり直し
- 勢力の“最高能力”を超える武将の登用
- 合戦(会戦)コマンドは年一回まで
その他は、なんでもありです。
今になってプレイ再開します。
プレイ勢力やプレイスタイルには迷ったのですが、三浦家の野望につづき、改めて三浦家でプレイをすることにしました。なお、大名プレイです。
状況
三浦家は独立を果たしたものの、所領は高田城のみ。周辺国の中で最弱です。
その高田城は山城で、開発区画が3。山に囲まれているために人口を増やしても“進出”ができず、城下の開発はあまり期待できません。貧困にあえぐプレイになりそうです。
※高田城では山に阻まれて、新たな開発区画を獲得できない。ただし、耐久値は4500と、創造PKよりも堅い。
三浦家は中国地方における大勢力、毛利家と浦上家のはざまにあります。
※中国地方の勢力。画像中央右にある、緑っぽい◯に三が三浦家の高田城である。周囲はほぼ毛利。
そして、三つの勢力と隣接しています。西に毛利家、東に浦上家、南に三村家です。
三浦家は隣国、浦上家と24ヶ月間の同盟を結んでいます。そして浦上家、三村家はともに毛利家と同盟を結んでいます。中国地方の大部分は毛利家の影響下にあるといえます。
主な勢力
プレイに関係しそうな勢力です
三浦家
※これがプレイ勢力、三浦家である。兵数1551。人口、石高、兵数がだいたい全国60位。国力に乏しく、この状況では物資不足に苦しむことになりそうだ。ただこのシナリオでは、三浦家再興の立役者、牧兄弟が家臣にいて頼もしい。
三村家
※まず攻略目標とした勢力。兵数1733。国力も家臣の最高能力も三浦家とほぼ同じ。勢力名も”みうら”と”みむら”の一字違いで紛らわしい勢力といえるが、家臣の数は三浦家の2倍で、本拠・備中松山城は現在も日本100名城のひとつに数えられていることでわかるように、その状況は三浦家よりも恵まれているよ。
毛利家
※二本の矢と謀神・毛利元就ひきいる全国最大勢力。人口、石高、兵数において全国一位。国力が高いだけではなく、毛利元就はもとより、元就を支える家臣たちの能力も非常に高い。何の対策もしなければ、三浦家も百万一心と書かれ埋められる日は遠くないかもしれない。
浦上家
※備中・浦上家は三浦家の後ろ盾となっている勢力。三浦家にとっての生命線。その実態は、宇喜多直家である。
所属武将
三浦家には当主・貞広を含めて5人の武将がいます。
統率/武勇/知略/政治
- 三浦貞広 56/ 49/ 61/ 50 (26歳)
- 三浦貞盛 49/ 51/ 42/ 58 (53歳)
- 中村則治 34/ 35/ 26/ 50 (49歳)
- 牧良長 62/ 65/ 60/ 57 (42歳)
- 牧国信 63/ 54/ 52/ 60 (37歳)
とりたてて能力が高い武将はいませんが、牧兄弟が統率60以上の能力を持ちなかなか優秀です。
※牧国信。統率63は三浦家中随一である。だが、主とはそりが合わない-1。と、忠誠値にマイナス補正があり、不満そうな態度を時折見せるようだ。
面倒な説明(読み飛ばしても問題ありません)
さて、今回はこの武将たちの各最高能力より高い能力をもつ武将の登用を縛ります。つまり、統率63、武勇65、知略61、政治60をこえた能力を持つ武将は登用しません。誤って登用した場合は追放です。
ただし武将は成長するので、たとえば牧国信の統率が70になれば、統率70の武将を登用できることとします。家臣が成長するたびに、登用できる武将の幅が増えるのです。この縛りは、武将の成長をより楽しみたいために設定しました。
方針
プレイ目標は三村家の攻略ですが、最終的には毛利家の攻略まで考えています。時間をかけると周辺国との力の差が開いていくので、あまりゆっくりはできません。
三浦家の国力は周辺の勢力に劣っています。この状況のままで毛利家や浦上家と対決しようとしても、無残な結果となる可能性が高いです。
浦上家とは24ヶ月の同盟を結んでいるので攻められる心配はありません。ただ、対毛利家の方針を決めなければなりません。毛利家は隣国で全国最大の兵力を抱えている大名家です。勢力拡大の過程で、当家が狙われることは避けられません。
※毛利元就は「天下を競望せず」と言ったが、高田城を攻め落として三浦貞盛を死亡させている。このゲームでも三浦家をまっさきに狙ってきそうで恐ろしい存在。
そこでひとまず、外交的に解決することを目指します。元就に家宝を贈るのです。
家宝を贈ると、贈った先の大名家の外交姿勢は“信頼”となります。外交姿勢はしばらくすると元の状態に戻りますが、“信頼”である間は、その大名家が攻めてくることはありません。
ただ家宝が手に入るかは運次第です。家宝を売る商人のきまぐれに委ねられます。もし家宝が手に入らなければ、このプレイはかなり厳しいものとなります。
三浦家の収入は月300。家宝を購入するには最低でも2000は必要です。財源がないことに苦労すると思いますが、何とかしのぎきりたいところです。
毛利家の対策ができたら、当面はプレイ目標通り、三村家の攻略を目指します。といっても、三村家の備中松山城は耐久値8000と固い。当然そのまま攻めても攻めきれません。
いくつか展開は考えられますが、このプレイでは浦上家の援軍をたよりにして攻略を目指します。ある程度の信用を獲れば、”援軍”コマンドで援軍を要請できるのです。大国の援軍をえて攻城合戦にもちこめば、備中松山城の攻略もできると思います。
ただし、このゲームの援軍はあまりあてになりません。状況によって出たり出なかったりするのです。そしてなかなか出してくれません。CPUがどういった条件で援軍を派遣するのかは、よくわかりません。ただ、私がプレイをしている時には、兵糧が少ない相手によく攻める気がします。
そこで、今回は陽動をおこなって三村家の兵糧を消耗させます。三村家の兵糧が0となれば、さすがに浦上家も動くだろう、とみています。
※高田城の南、白丸に囲まれた城が備中松山城。三村兵に無駄飯を食わせ、備中松山城を干上がらせる作戦である。
もしも攻略の途中で毛利家と対立した場合、高田城での“合戦”で対抗するしかありません。ただ、このプレイでは合戦コマンドを年一回に縛っています。毛利家に狙われた場合、難しい状況になります。
1567年、再興から生き残りをかけて。三浦貞広の野望が始動する。
※26歳、高田城に立ちあがった三浦貞広の士道は”名”。この状況で、三浦貞広の名を残すことはできるのか。
プレイ武将のちょっと長い簡単な紹介
(信ぴょう性に欠ける話も含まれていますが、一応紹介します。)
三浦貞広は美作三浦家、最後の当主です。生涯に二度の再興をはたし、三度の滅亡を経験しました。
貞広は、尼子家によって最初に三浦家が滅亡した時には所領安堵され、惣領として尼子家に身を寄せました。
その後、弟・三浦貞勝が高田城で再興しますが、三村家親に攻略されます。それから三村家親が宇喜多直家に暗殺され、その時に貞広は叔父の三浦貞盛とともに高田城で再興を果たします。しかし毛利家に攻められ、三浦家は滅亡しました。その際、貞盛は死亡。貞広は所領を追われます。
しばらくして、貞広は山中鹿之助や宇喜多直家の助力を得て高田城を攻略。再興を果たします。しかし宇喜多直家が独立した際に浦上家の味方についたことで、宇喜多・毛利との戦いになった「天神山城の戦い」(Wikipedia)に敗北して毛利家に降伏。三浦家は滅亡しました。貞広の身柄は宇喜多直家の預りとなり、それから再興することはありませんでした。
余談ですが、貞広の弟・貞勝は三村家親の手によって自害に追い込まれたと言われています。そして彼の妻は、未亡人となった後に宇喜多直家に嫁ぎます。その人が宇喜多秀家の母、円融院こと「おふくの方」です。
参考:Wikipedia
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2日連続コメントになりますが、三浦家キターーーーーーーーーーーーーーーー
2度目ですが頑張って下さい健闘を祈ります
>戦国大好きさん
コメントありがとうございます!
ほどほど頑張ります! 完結するようにしますので、気が向いたときに見に来ていただければ幸いです。
応援していただき、ありがとうございます!mm
待ってました、今回は再び三浦家ですか!
三浦家の状況は相変わらず厳しいですね…でも、相変わらずの見事なプレイを期待して更新を楽しみに待ってます!
>羽州の子狐さん
コメントありがとうございます!
三浦家はいつも厳しい状況にありますね。。見事なプレイになるかは……ですが、お気軽に読んでいただければと思います!
読んでいただき、ありがとうございます!mm