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柏崎城の攻略に成功した景虎は、家臣団を構成。一門衆に長尾景直、新参衆に北条親子らを任命し、足場を固めます。

※大名になると配下武将を“一門衆”などに任命することができる。役職を与えられると、ちょっと忠誠があがるし強くなる。でも城主では任命できる“家宰”、“母衣衆”や“小姓”などは大名になると任命できないので残念。

 

 

※北条高広も高齢だが、頼るしかない。一層の尽力を期待。

 

さらに長尾憲景を城主に任命。あらたに得た柏崎城を知行にします。

城主に任命すると長尾憲景は“長尾憲景家”として独立。この慌ただしい状況下で、その手腕が試されることになりました。

※城主に任命すると、その城の収入はその城主(武家)のもの。大名の収入は減ってしまう。また内政の命令もできなくなってしまう。ただし、城主の居城では最大練度が+20、最大民忠が+10という悩ましいボーナスが与えられるのだ。

 

 

いっぽう宿敵・景勝派の家中にも動きがありました。

樋口兼続が直江家の未亡人・お船を娶って直江家をついだのです。これからは直江兼続と名乗ることになりました。

※お船は直江信綱の妻だったが、信綱が殺害されたことで兼続と再婚することとなった。上杉家中で一気に力を高める直江兼続。

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奇しくも同月1581年11月。上杉景虎にも婚姻の機が訪れます。

※！？ 友好度の高い武将から、娘との婚姻を求められることがある。

 

景虎は、養祖父・上杉憲政に娘との婚姻を求められます。

憲政の懇願をうけた景虎はこれを受諾。憲政の娘、鶴姫を娶ることになりました。

※混沌をきわめる山内上杉家。ちなみに婚姻が成立するまで相手の顔はわからない。鶴姫の冷め切った表情は、平然と短刀で差してきそうな危うさを感じる。というか怖いです鶴さん。

 

あえてこの婚姻をうけることは混乱をもたらしそうですが、これにて上杉景虎は上杉憲政の養子・上杉謙信の養子であり、上杉憲政の娘婿という立場になったのです。

 

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さて、いまだ戦のまっただ中。婚姻の儀もそこそこに、景虎も出陣しなければなりませんでした。

 

柏崎城の攻略は成功しましたが、同時にすすめていた坂戸城の攻略はつづいています。

 

坂戸城では北条高広と小島弥太郎が城兵の一掃に成功。城を3500の兵で包囲していました。

さらに本庄実乃が坂戸城包囲の指揮をとるために戦場へ向かいます。北条城から100の兵をひきいて出陣しました。

※知略の高い本庄実乃を攻略に加えることで、包囲の効率化をねらう。

 

景勝派はまだ傷が癒えていないのか、坂戸城への後詰はありません。遠征していた坂戸城代・甘粕景継は兵をひきかえし、単独で救援に向かっていました。

 

しかし、景継が坂戸城にたどりつくことはできません。琵琶懸の地で北条景広と上杉景虎が挟撃。撃破に成功します。

※合戦にしてみた。この合戦でも甘粕景継のもとには国人衆がかけつけた。景勝派に味方する国人は多く、景虎に味方する国人はいないので辛い。

 

後詰も失った坂戸城は、落城も間近の状況になります。まずは順調です。

 

攻略は順調に進んでいますが、景虎は上杉家当主としての正統性が欲しいので一刻も早く春日山城を奪取する必要がありました。

そのために、春日山城の南、飯山城の攻略まですすめてしまいたいところです。そうすれば春日山城を囲む形にできるからです。

※飯山城兵の練度も3と低い。

 

坂戸城の状況をみて、景勝は兵を出さないと読んだ景虎は飯山城へと出陣。ここで勝負に出ます。

しかし予想に反して、景勝派もそれにあわせて出陣。越後、越中あたりの兵5500を動員して、逆に景虎領・柏崎城へと兵をくりだしてきました。また、飯山城への後詰も出します。

※さっそく劣勢で防衛戦をすることになった可哀想な柏崎城主・長尾憲景。柏崎城の兵はわずかに1000程度である。

 

それでも景虎は飯山城攻略を断行。柏崎城の防衛は長尾憲景になんとかしてもらうことにしました。

景虎隊が飯山城にたどり着くころには、敵の後詰も飯山城に迫っていました。景虎は自ら、その後詰の進軍を食い止めます。

おなじころ、北条高広、小島弥太郎は坂戸城を攻略。

北条ら3500の兵はいそぎ飯山城に合流しますが、飯山城を守る島津忠直は1000の兵をひきいて出陣。北条高広らを迎えうちます。

 

飯山攻めに集結した北条高広たちは、柏崎城での戦いとおなじように、後詰が来る前に攻城戦を展開することを決めました。

 

 

 

 

 

 

そして夜襲を受けたのでした。

※「皆のもの、落ち着け！」奇襲をうける北条高広。何をしているのだ……