【大崎文の野望】その3 融雪の鬨

1605年10月、大崎文のもとに、北条家当主・北条氏政から使者が到着します。要件は豊臣領・安濃津城攻撃の援軍要請でした。大崎家はこれを承諾し、ともに安濃津城を攻略することになりました。

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※当家に助太刀していただけませぬか?

4ヶ月後、1605年3月、安濃津城は落城し、北条家の領地になりました。

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※見事な戦いぶりでございましたな お助けいただき、礼を申します

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※北条家は、こうやってちょっとずつ飛び地を得ているのだ。

何ヶ月かのち、氏政は鳥羽城の攻略援軍の要請もしてきました。しかし鳥羽城は当家も攻略中だったため、これを断りました。

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※これは完全に味をしめている。

 

 

一方、近江・八幡山城は大崎家と豊臣家の奪い合いになっていました。しかし次第に大崎家が押して、1606年9月にはとりあえず大崎家の支配下におかれました。これで近江は大崎家のものとなり、征夷大将軍を名乗る条件、上洛も目前となりました。

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※その南、伊賀上野城も攻略し、大崎家の侵攻は着々と進んでいる。

 

このころ大崎文は上洛をめざし、自身が指揮する2度目の遠征軍を編成。その規模は、およそ5万ほどの大軍となりました。この兵力で、二条御所から豊臣家の排除をねらいます。
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1607年2月、大崎文ひきいる遠征軍は、二条御所にたどりつきます。豊臣軍は徳川家康軍団や一栗高春軍団とのたびかさなる攻防で疲弊しており、たいした力が残されていません。二条御所は大崎遠征軍によって、完全に取り囲まれました。

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それでも、豊臣軍はなんとか兵力を絞りだして抵抗します。大崎遠征軍は豊臣軍が集まってきたころをみはからい、御所の西手、勝龍寺で豊臣家との大会戦を行うことにしました。ここで力の差をみせつけ、大崎文の名を天下人として世に知らしめることが目的です。

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※為信もそろそろ寿命だと思うが、頑張っている。

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※大崎軍41976VS豊臣軍26382。大崎軍が圧倒的に有利な会戦。

 

大崎文は、自部隊の周りに将を固めて叱咤。

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※おのおのがた、これが最後の大会戦だ! 敵を◯◯◯◯せ!

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※オレンジの部隊は文様の叱咤によって攻撃力が上昇。範囲戦法はこれだけ広く効果が出るのでお得感がある。

 

この叱咤により高揚した大崎軍はつぎつぎに豊臣軍を殲滅していきます。

豊臣軍はなすすべもなく全滅。豊臣方・横山喜内は総大将として最後まで抵抗しましたが、大崎軍に包囲されて壊滅しました。

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※当家もなにげに津軽為信が撤退している。

 

勝龍寺の戦いによって、豊臣軍は総崩れ。防衛もままならない状態となりました。

大崎文は二条御所を包囲。豊臣家の軍勢がなんとか防衛しようと二条御所に向かってきますが、その手前、伏見を守る南条隆信を崩せず辿り着くことができません。

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※二条御所の包囲が完成している。ついに大崎家の上洛が果たされる時がきたのだ。

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※二条御所の士気も低下。陥落も目前である。

二条御所は包囲にたえかねて陥落。これにより、大崎家の武力による上洛は果たされました。

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※二条御所を攻め落としたわ! 皆、よくやってくれました

 

また、二条御所陥落をうけて戦意を喪失したのか、一栗高春が攻めていた鳥羽城が同時に降伏。

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※鳥羽城は我らに降るとのこと。この戦は、我らの勝ちのようですな

 

これにより、大崎家が保有する主城はちょうど30となりました。これは征夷大将軍を名乗る、もうひとつの条件です。大崎文はさっそく朝廷から征夷大将軍就任の宣旨を賜りました。

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※「すべては殿のお心のままに……殿は今や、天下人にございますゆえ」性差の壁をこえ、姫大将軍が誕生した(?)

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※「これより征夷大将軍を称します 名ばかりとはいえ、嬉しいものですね」大物を感じさせるコメント。ちなみに官位はいまだに修理大夫である。

 

1607年4月、この時点で大崎家の兵力は豊臣家を越えました。大崎文は名門・大崎家の家督をついでおよそ2年半、父・義隆の願いを果たして天下人となったのです。

 

 

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【大崎文の野望】その3 融雪の鬨」への2件のフィードバック

  1. ムルアカ

    おお、ついに上洛。
    惣無事事令で終了・・・なわけないですよねー。期待!

    1. 木坂万倉 投稿作成者

      >ムルアカさん

      コメントありがとうございます!
      そうですね。もういつでも惣無事令を出せるので、すでにゲームクリアの条件は満たしています。
      実際のところ惣無事令で終了する可能性は高いのですが、もう少しは続くかもしれません。どうなるのでしょうか……。

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