1554年。北九州を大友、龍造寺、大内と名だたる勢力が支配していた。その勢力の間に位置する秋月家は孤立、存続の危機に立たされている。秋月家と当主・秋月文種――後漢霊帝の末裔は戦国時代を生き抜くことができるのだろうか……。
プレイ環境
- 信長の野望・大志 Ver1.0.0.2
- 難易度:上級
- 歴史イベント:発生する
- 寿命:史実
- 討死:あり
- 架空姫出生:あり
- 姫武将モード:なし
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上級は初プレイです。悩みましたが、普通にプレイすることにしました。プレイやり直しはしないので、勢力が滅亡することもあるかもしれません。ゆっくり週二回くらいの更新をしながら進行する予定。
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プレイ目標
- 北九州の統一
縛り
セーブ、ロードによるプレイやり直しは縛ります
簡単な状況確認
秋月家があるのは北九州。秋月家は3つの強力な勢力に挟まれています。大内家、大友家、龍造寺家です。それぞれ秋月家よりも強い力を持っています。
※秋月家は画像中央上の2城。南東の緑が大友、東の赤が大内、西の赤が龍造寺である。この時代、圧倒的な力を持つのは大友家である。
この各勢力を相手に、いかに外交をすすめるのか。またどうやって勢力を拡大するのかを考える必要がありそうです。私自身、まだ外交の仕様をあまり理解していなのでプレイには結構苦労するかもしれません。
各勢力
特にプレイに関係のありそうな勢力について見ていきます。
秋月家
当主・秋月文種 志:領地保全
※プレイ勢力。拠点が2つあり、武将も6人いる。一番大きいのは領内に博多商圏があること。志は「領地保全」だが、今回は領地を拡大して北九州の統一を目指す。領内の人口は25800くらい。勢力の紹介は記事の一番下を参照ください。
主な武将
- 秋月文種
- 内田実久
※一度滅亡した秋月家の再興に尽力した武将で統率力に優れている。顎に指を当てて何かを考えているように見えるが、よからぬことに違いない。
大内家
当主・大内義長 志:家名存続
※大国だが、この時代当主・大内義隆が死に『厳島の戦い』も間近。没落する寸前である。弱体化すれば西の毛利が伸びてくる可能性もあるので、動向に注意しなければならない。とはいえまだまだ力が強く、現状の秋月家では独力で勝つことはまず無理。勢力としては最もおおきく人口91703。
主な武将
- 陶晴賢
※陶晴賢は前の当主・大内義隆を討ち下克上を果たした武将。この時代の大内家の実権は陶晴賢にある。『西国無双』といえば立花宗茂だが、この陶晴賢もじつは『西国無双』。非常に能力が高いが、シナリオが『厳島の戦い』なのでそのうち死んでしまうはず。
大友家
当主・大友義鎮 志:切支丹保護
※キリシタン大名勢力。本作での大友義鎮は敵となると「えいめん」と唱えながら宣戦布告をする危ない坊主である。大友家中の名将・戸次鑑連の戦闘能力は非常に高い。現状の秋月家では独力で勝つことはまず無理だ。人口は76444。
主な武将
- 大友義鎮
- 戸次鑑連
※戦国時代に舞い降りた雷神。いわゆる立花道雪である。雷に撃たれ足が不自由になりながらも御輿に乗っかって戦ったと伝わる剛の者。雷神と呼ばれるのは多分そのせいだろう。なお、今月のアップデートで志の追加が予定されている。
龍造寺家
当主・龍造寺隆信 志:五洲太守
※肥前の熊・龍造寺隆信が率いる勢力。主力は鍋島直茂(17歳)と龍造寺四天王(5人)の一部。国力の規模は秋月家とそう変わらないが、武将の能力は高い。現状の秋月家では独力で勝つことは難しい。人口27191。なお、現在の九州では野生の熊が絶滅してしまっている。
主な武将
- 龍造寺隆信
- 鍋島直茂
※龍造寺一門の鍋島直茂は非常に優秀な武将だ。首をかしげ、どこか気怠そうだが、見るだけで目眩がするような優れた能力を持っている。「鍋島家化け猫騒動」で化け猫にゆかりのある武将としても知られているぞ。
戦略
こういった厄介な勢力と戦わねばなりません。
外交関係
秋月家の周辺はがちっと固まっています。
(各勢力の同盟関係)
- 大内家 → 大友家、龍造寺家
- 大友家 → 少弐家、大内家、一条家
- 龍造寺家→ 大内家、相良家
大名は同盟国を攻撃されると敵に回ります。たとえば隣の小国・少弐家を攻撃すれば大友を敵に回すことになります。うかつな領地拡大はできなそうです。
ちなみに秋月家はどことも外交関係がありません。
※孤立しながら自信ありげに笑みを浮かべる秋月文種。なんなんだ。
しかし兵数、武将の質を見て絶対に相手にしたくないのは大友家です。ここはひとまず大友家に接近し、龍造寺を攻めるのが現実的と見ました。
内政
外交関係はともかく、このシナリオの秋月家は内政面でかなり恵まれています。領内に特殊商圏があるのです。博多です。
この博多が生命線です。『大志』では商圏がありますが、特殊商圏は他の商圏とは違います。画像を見ればなんとなくわかるかもしれません。
博多は立花山城の所属です。他の勢力に立花山城を落とされるわけにはいきません。各勢力が狙ってくることもありえそうなので、そこだけは気をつけたいところ。
経済が潤ってきたら外交に回します。周辺勢力に援軍を要請する余裕が出てくるはずです。
いずれ南方の島津も北上、毛利が西進してくるでしょう。しばらくは大友と手を結んだふりをしながら、いずれ島津・毛利と組んで大友を倒すのが理想です。
攻略方針は龍造寺→松浦→阿蘇→少弐→大友。ただ状況によってかなり変わるかもしれません。
私もまだ初心者です。とりあえず『信長の野望・大志』を楽しんでみたいと思います。
勢力の紹介(長い)
秋月家は中国・後漢霊帝の子孫を自称する勢力です。鎌倉時代、筑前(福岡県あたり)に土着し少弐家、島津家、大友家の傘下となります。
戦国時代になると様々な勢力を渡り歩くことになりました。
戦国時代、秋月家はまず少弐家に属します。しかし少弐家が大内家に敗北すると大内家に属すことになります。内乱で大内家の当主が殺害されると大友家に。その後、毛利家が大内家を滅ぼし、北九州に進出すると大友家を離反して毛利家に鞍替え。
次々に勢力を変えていましたが、ついに大友家に攻められて当主は自害、嫡男は戦死。ここで秋月家は領地を失い、いったん滅んでしまいます。
そのとき、当主・秋月文種(ふみたね)の息子たちは毛利家に逃れています。息子たちは次男・秋月種実(たねざね)を中心とし、兄弟たちは別の家を継ぐなどして城を得て、大友家に対抗するようになったようです。
しかし大友家と戦になり、いっときは夜襲をしかけるなどして勝利しますが、その後に敗北して降伏。大友家の傘下に入ることになります。
それから『耳川の戦い』があります。大友家が大敗すると龍造寺と手を組み、さらに島津と手を結んで大友領を奪い勢力を広げます。種実の代で36六万石とも言われる秋月家の最盛期をむかえることになりました。
そして豊臣家が九州を攻略した『九州征伐』では島津家への義理を通して豊臣家と戦いました。結果として豊臣家に敗北した秋月種実は豊臣秀吉に「楢柴肩衝(有名な茶器)」などを差し出します。
取り潰しは許されたものの日向国高鍋(現在の宮崎県)3万石に減封されてしまいました。種実は息子・種長に家督を譲ります。
その後『関ヶ原の戦い』になります。秋月種長は西軍に属していましたが、西軍の敗北を知ると一緒に城を防衛していた西軍の武将を謀殺、東軍を助けます。
その功績から徳川家康から所領安堵を獲得します。こうして秋月家は明治まで日向高鍋藩主としてその地を治めることになりました。
なお米沢藩の名君・上杉鷹山(うえすぎ ようざん)は日向高鍋藩6代藩主・秋月種美(たねみつ)の実子で、上杉家に養子に出されたものと伝わっています。
参考:Wikipedia他
お久しぶりです~ 今回の作品は感想を見ている限りではいいのか悪いのか・・・・
木坂万倉さんの感想も拝見しましたがとても仕様がめんどくさそうですねw
購入するつもりでいたのですがなんかいまいちなので購入できずにいます。
さてプレイ日記の初めは秋月家、珍しく九州の大名ですね~
勢力図を見ている限りではとても難しそうです。
秋月家の武将は正直弱(ry
ですが頑張って下さい!!
>戦国大好きさん
コメントありがとうございます! お久しぶりです。
はい、九州でプレイしてみたくなりました。じつは基本的に地域がかぶらないようにプレイしているのです。残った地域もいつかプレイしたいです。
秋月家も厳しい状況です。秋月家の武将は周辺と比べると見劣りしますね。でも私は武将の能力は低いほうが好みですしプレイ上は問題ありません。嘘です。それなりに問題だと思います。
大志は今のところ急いで買わなくていいですね。高いですし。アップデートまでは様子をみてみるのがいいと思います。アップデートがあれば、このブログでも何か書きます。
応援していただきありがとうございます!mm
些細なことですが、秋月家の主な武将にある内田実久ですが内野と書いてますよ
>匿名希望さん
コメントありがとうございます!
これは……ありがとうございます。修正しました。
また間違いあれば、ご指摘いただけると嬉しいです。