【上杉景虎の野望】その8 景虎困惑、義と愛の末に

飯山城で奇襲をうけた北条高広は、混乱する兵を後方にひいて立てなおしをはかります。まともに戦うためには混乱の回復を待って、味方部隊と合流しなければなりません。

しかし、門から出陣した忍者・軒猿衆がその背後を突き、高広の兵は脱落。蜘蛛の子を散らす状態となっていたのでした。

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※しかも、どういうわけか北条高広は敵の城門に背を向けた状態。どうしてこうなった。

 

 

いっぽう南門ちかくに陣取る小島弥太郎と高広の息子・北条景広は島津忠直に背後をとられ、こちらも窮地に陥っていました。

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※島津忠直11に対し景広は77の被害。じつに7倍である。

 

北条景広はあえなく壊滅。

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それでも、残った2部隊はこらえて混乱状態から回復します。しかしそのころには兵数が4500→1500に激減。ほとんど壊滅の様相です。

なんとか一矢報いようと小島弥太郎が島津忠直へ反撃に出ますが、そこで月末になります。

景虎は家臣にすすめられて合戦を中断。評定に移ることにします。

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※合戦中でも、評定が始まるころにはモブ家臣が中断を提案してくる。ここはひとつ、評定をして現実逃避といたそう。

 


 

景虎は足りない兵をおぎなおうと柿崎衆への懐柔をはかります。

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※懐柔役として山内上杉家を支える義父・上杉憲政。人材の少ない山内上杉家では、仕事は山積みである。

 

ただ、この時点で飯山城の攻略部隊はわずかに1500。飯山城は耐久値は3000で、これを包囲するためには3000の兵が必要です。国人衆を味方につけても、包囲は完成しません。

 

さらに飯山城には敵方、安田顕元2300の後詰もせまっています。後詰は当主・上杉景虎が食い止めていますが、景虎もすでに壊滅寸前。飯山城の攻略は絶望的です。

ただ、今のままでは景虎の退路がありません。攻略をあきらめても、なんとか合戦で島津忠直と忍者をたおして退路をつくらなければなりません。

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※魚津城主・安田顕元がおかわり後詰。プレイヤー武将が討ち死にするのかはわからないが、もし景虎が討ち死にしてしまっては目もあてらない。

 


 

評定が終わりました。北条高広たちは景虎の退路を確保するため、ふたたび島津忠直に合戦をしかけました。しかし、先月とは様子が違います。

軒猿衆の姿がありません。

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※薄情にも軒猿衆は帰ってしまった。混乱のとけた景虎軍が忠直を囲む形になる。忠直は夜戦をしかけたことがアダとなった。

島津忠直は城内に逃がれようとします。北条高広はその退路をふさぎ、忠直をおいつめることに成功。忠直隊は壊滅し、飯山城の守備兵はいなくなります。

この際このまま攻め取りたくなりますが、天守を攻略するには城門をやぶる必要があります。しかし、奇襲をうけた攻略部隊ではそのための兵が足りません。

北条高広は一旦、合戦を中断。

 

さらに飯山城を包囲したところで攻城合戦をしかけ、再度合戦を中断。

すると敵将たちは飯山城にのこった僅かな兵を引き連れ、城下に布陣します。

kagetora8_10※わずか50ばかりの兵で城外に飛び出した島津忠直。

 

北条高広はこれをマップ野戦で撃破しました。

 

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※飯山城の武将たちを一網打尽に。プレイしていないと意味がわからないかもしれないが、私にもよくわからない。アップデート三段撃ちの第一弾で修正されなかったこともあり、仕様なのか不具合なのかわからないが、まさにチートでこれをやると堅城でも簡単に攻略できてしまうのだ。

 

城兵を失った飯山城は落城。北条高広たちは城門を攻撃することなく、たやすく飯山城を攻略します。飯山城に向かっていた景勝派の後詰も、その落城を知るとあきらめて兵を引きました。

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※城兵が0の状態で城を包囲すると、即落城となる。飯山城は犬とも畜生ともいえるプレイヤーの手によって落城した。喜々として報告をする小島弥太郎を見ていると、胸が締め付けられる思いである。

 

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※後詰を抑える役目は地味だが、景虎にしか果たせない過酷な任務だった。

 

 

 

さて、北条高広らが飯山城攻略している裏では、柏崎城が景勝派の攻撃をうけていました。

 

伝令による報告では、景勝派が柏崎城奪還のために出した兵は5500。それに対して景虎派は、北条城から後詰をだしても2100にすぎません。しかも北条城から後詰に出るのは、病の身に鞭打って出陣する本庄実乃です。

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※実乃は満身創痍の72歳。病気になると能力値が大幅にさがってしまう。しかも、寿命が近いサインでもあるのだ……。

対する景勝派の武将はなかなかの武将たち、特に雑太城から海をわたってくる斑鳩平次は猛将です。柏崎城をまもる上杉憲景は厳しい状況におかれていました。

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※柏崎城はまだ攻略したばかりの城で練度が低く、マイナス補正がかかっている。

 

景虎派は今回の戦でほぼ全ての城から出陣していますが、じつは出陣せず兵を温存している城がありました。上野・厩橋城です。

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※城主は桃井義孝。

厩橋城は武田領・箕輪城と接しているのでその牽制としていました。武田家は外交姿勢が”関心”で敵対しているわけではありませんが、安心できる状態でもありません。

そこで景虎は武田勝頼に家宝をおくり、勝頼の信頼を得ました。

kagetora8_18※さらに交渉をすすめ、同盟をむすぶにいたる

ひとまず警戒の必要がなくなったため、桃井義孝は兵2300で出陣。越後へ援軍に向かいます。

また、景勝派の軍勢5500の報告のうち、安田顕元の2200は飯山城の防衛にまわされ、実際には3000くらいの軍勢になりました。

 

桃井義孝の援軍は無事に柏崎城に到着。奮戦して柏崎城の防衛を成功します。

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この戦の結果、景虎派は坂戸城と飯山城の攻略に成功。春日山城を攻略する準備が整いつつありました。

 

 

しかし戦が一段落したとき、景勝派の家中ではとんでもないことが起きていました。

 


 

1582年6月、上杉景勝は会津・塩生城に本拠をうつします。上杉家の本拠・春日山城を樋口兼豊に任せ、春日山城は樋口兼豊家の所領となったのです。

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※敗戦を重ねた結果、春日山城を手放すことをきめた上杉景勝。しかし会津に移るとは未来を先どってるといえなくもないですね。

 

春日山城には直江兼続が入城。城代となりました。

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※ついに春日山城を手にした(?)直江兼続。まったく腹筋に候。

 

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【上杉景虎の野望】その8 景虎困惑、義と愛の末に」への6件のフィードバック

  1. タロー

    投稿者様お疲れ様です。
    あの会戦からの中断による落城は攻略サイトによると裏技に当たるみたいですね。自分もどうしても今この城落とさないとヤバくなる場合で一回だけやりましたが基本縛ってます。
    アップデートで改良して欲しいかは人によって違いますし微妙ですね。
    もうすぐ大型アップデート第2段で期待してはいますが不具合や新たなバグも心配しています(>_< )
    今回のプレイリポートも二転三転して面白かったです。次回も楽しみにしています。

    返信
    1. 木坂万倉 投稿作成者

      >タローさん
      コメントありがとうございます!

      >あの会戦からの中断による落城は攻略サイトによると裏技に当たるみたいですね。
      なるほど。
      もう仕方ないので、私もそこまで修正して欲しいとは思っていません。アップデートでそこに力を割くのもどうかと思うからです。

      そして大型アップデート第二弾は延期になってしまいました。また期待して待ちましょう(^_^;)

      読んでいただいてありがとうございますmm

      返信
  2. タロー

    投稿者様お返事ありがとうございます。
    まさかアップデート延期とは今日まで知りませんでした。しかしこれで延期したアップデートは不具合の確率は下がってる筈ですね。多分……。

    返信
  3. 羽州の子狐

    更新お疲れ様です!バグ?にも負けずのプレー流石です笑
    久しぶりに創造PKもやってみたんですが相変わらず面白くて、アップデートで戦国立志伝といいとこ取りの作品にならないかと微かに期待しています…

    返信
    1. 木坂万倉 投稿作成者

      >羽州の子狐さん
      コメントありがとうございます!

      >バグ?にも負けずのプレー流石です笑
      ありがとうございます(?) じつはちょっと負けているのかもしれません。

      アップデート期待したいですね。戦国立志伝はどこに向かうのでしょう。アップデートの全貌はまだわかりませんが、発表を待ちましょう。

      返信

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