【三浦家の野望】その16

尼子詮久の侵攻をうけた三浦貞久は高田城下に布陣。数におとる三浦軍は、尼子軍を防衛会戦で迎え撃ちます。

miura1_16_3
※貞久の副将についている金田弘久は最近登用した武将。史実でも三浦家臣だが、能力は(32/32/48/56)と低い。

 

 

三浦軍は3部隊で総勢4900。尼子軍は狭い道にはばまれ、会戦に参加できるのは1部隊です。緒戦は先陣をきる若き尼子家当主・尼子詮久隊4000との戦いになりました。

miura1_16_4
※尼子詮久のお手並み拝見といこうか。

 

会戦が始まると、貞久は山田重直に足止めさせ、詮久を包囲にかかります。

miura1_16_5
※夜通しかけて罠をしかけておいたのじゃった。

 

尼子詮久は4000の大軍を率いていたものの、1部隊では兵を活かせません。三浦軍の複数部隊に翻弄されます。

三浦軍はそのまま詮久隊の包囲に成功しました。3方から攻撃をうけた詮久隊はなすすべなく壊滅。尼子軍の被害は3900、三浦軍の被害はわずか500ほどにおさえられました。三浦家は圧倒的な勝利をおさめたのでした。

miura1_16_6
※これはもうトラウマである。尼子詮久は采配ゲージをかなり残しているが、馬がなく突撃ができないため。(見なおしてみたらそうではなかった)思い切った突撃をできないところも、詮久の詰めの甘いところなのだ。

miura1_16_7
※詮久の祖父・経久ならば夜襲をしかけてきたかもしれない。

 

後続の尼子軍は当主・詮久隊が壊滅したにもかかわらず、高田城へと侵攻してきます。しかし、その兵力は詮久隊にくらべれば微々たるもの。尼子兵を率いる尼子久幸、公文重忠は山田重直の謀略にかかって捕らえられました。

miura1_16_5
※山田重直パワー炸裂。

miura1_16_8
※尼子軍の胸中には、歴戦のゲリラ・三浦貞久の名が深く刻まれたことだろう……。

 

 

三浦軍がとらえた尼子家臣・公文重忠は三浦軍に投降しました。

miura1_16_11
※公文重忠はもとは土佐の豪族だが、長宗我部氏に追いやられてここまで流れ着いたようだ。

一方、説得に応じなかった尼子久幸は処断。その才を恐れてのことでした。

miura1_16_f
※「我が無念……いずれ誰かが晴らしてくれるでしょう」 尼子家中も結束が固い。

 

また三浦家は会戦の勝利によって特性『攻城』を取得。三浦貞盛が修得します。

miura1_16_e
※「攻城」を修得しました。貞盛強化月間。

このように、防戦とはいえ収穫はあったのでした。しかし敵ながら、尼子家にとって経久という存在がいかに大きかったのかをしのばせる戦となりました。

 

 

さて、尼子家は高田城へ積極的に兵を出しましたが、無理な戦がたたって防衛は手薄になりました。三浦家が反撃に出る好機かもしれません。

ここで三浦貞久は攻撃をしかけることを決めました。狙うのは、伯耆の本城・八橋城です。

miura1_16_g
※八橋城を守っていたのは尼子久幸だったが、貞久によって処断されている。城主を引き継いだのは尼子清久。久幸と比べればだいぶ守りが薄い。

 

八橋城は、もと山名領(というか現三浦家臣・行松正盛の城)でしたが、今は尼子家の支配下におかれています。これまで盟友・山名祐豊が奪還をめざし、たびたび兵をだしていましたがなかなか成功せず、攻めあぐねていました。

三浦家も領土拡大を目指し、八橋城攻略の機会をうかがっていました。

miura1_12_1

しかし背後にある月山富田城からの援軍、特に尼子経久が恐ろしくて手が出せずにいました。

今となってはその尼子経久も不在。それに尼子家は高田城の侵攻によってかなり兵を消耗しているので、援軍を出せないはずです。

 

貞久は山名祐豊に援軍を要請。山名家による八橋城奪還をほのめかして了解をとりつけます。

miura1_16_a
※山名祐豊も、まさか三浦貞久が八橋城攻略後に自分たちのものにしてしまおうなどと企んでいるとは思わないだろう。

 

要請をうけた山名祐豊は鳥取城から出陣。三浦軍も高田城から三浦貞久、津山城から三浦貞盛が出陣し、それに続きました。

八橋城を守る尼子清久はこの侵攻をうけて城下に布陣。八橋城で会戦が行われます。

miura1_16_16

尼子清久は山名祐豊を相手に、巧みに乱戦に持ち込みましたが、山名祐豊は突撃を発動。清久を打ち破りました。

miura1_16_17

miura1_16_18

miura1_16_19
※すばらしい働きを見せる山名祐豊。

 

尼子清久を打ち破った三浦・山名軍は八橋城を包囲。『攻城』を修得した貞盛が包囲に参加することで、攻略は順調にすすみます。

miura1_16_21
※三星衆も援軍にきてくれた。

思惑通り、敵からの援軍はありません。ひと月もかからずに八橋城は落城しました。

miura1_16_23
※「どうだ! 八橋城、攻め落としてみせたぞ!」 もとは行松正盛の建てた城なので、統治の正当性はこちらにある、ということにした。あわれ祐豊。まぁ尼子に占領されているよりはマシだろう。

 

1541年12月、こうして三浦家は八橋城を手中におさめ、目標としていた「領土拡大」を達成したのでした。

miura1_16_h

 

 

 

広告

【三浦家の野望】その16」への10件のフィードバック

  1. 通りすがり

    尼子経久と五分に争い、詮久を手玉にとり
    臆病野州の首をはね・・・
    貞久公、稀代の戦人と後世に謳われること間違いなし。

    返信
    1. 木坂万倉 投稿作成者

      >通りすがりさん
      コメントありがとうございます!

      貞久が戦国時代を生き抜くために力を発揮して三浦領も広がりました。
      武将としての評価は高くなりそうです。稀代の戦人と呼ばれるかもしれませんね! なんどか滅亡して、やりなおしての世界ですけど……。

      ところで、じつは尼子詮久隊には馬の配備もあったのに、突撃をしかけてこなかったのでした。記載ミスです。
      詮久は戦に関してはまだ未熟なようです。。

      返信
  2. 匿名

    超級で、しかも三浦家で本城2個制覇とか…尊敬です。
    尼子滅亡までが目標であったと記憶していますが、もう貞久公に天下統一して欲しいです!!

    返信
    1. 木坂万倉 投稿作成者

      コメントありがとうございます!

      おお……このプレイは超級ではなく、上級です^_^;

      >尼子滅亡までが目標であったと記憶していますが、もう貞久公に天下統一して欲しいです!!
      そのとおりで、尼子滅亡がプレイ目標です。天下統一までプレイするかは……まだちょっとわかりません。
      読んでいただいてありがとうございます!mm

      返信
  3. 相模原

    詮久君はまだまだ脆いですね
    山田重直の足止めは効果高くて驚きです
    八橋城奪取もおめでとうございます
    会戦はやはりチート級ですねですね
    ただ相手側のCPUから仕掛けたりしてほしいものだなと思いますね 会戦マップでもその城ごとの特徴なんかが欲しいなと
    着々と力をつけてゆく 最近になってその面白さに気付いてから止まりません
    なんとか富山城、松倉城、御山御坊、稲葉山城を落として今は武田に越後を追われ能登に移った軍神様と戦っております
    信長公も浅井朝倉六角北畠等を吸収して手がつけられなくなりました…

    返信
    1. 木坂万倉 投稿作成者

      >相模原さん
      コメントありがとうございます!

      速度強化/弱化系は、状況によってはかなり使える戦法です。
      山城防衛だとこれだけの威力が出ることがある、と見ていただければ。

      いや、それにしても会戦はチート級です。
      弱小にはこれしか逆転の目がないことも多いのですが。ここぞという時だけつかいたいものです。
      ……といいつつ、つい乱用してしまいますね^^;

      ついに稲葉山城まで攻略されたのですか! 少しずつ力をつける面白さは弱小勢力プレイの醍醐味のひとつですね。
      織田家を相手にするのは大変そうですが、いざとなれば軍神様がなんとかしてくれます。してくれないでしょうか。いや、きっとしてくれると思います。

      返信
  4. なみたろう

    八橋城の攻略まことに恐悦至極に存じます(笑)

    弟(貞盛)のムチャ振り(本城ゲット)に答える兄(貞久)という絵図で、
    まるで逆内助の功という感じですねw

    しかし攻城まで覚えるとは・・・着実に三浦家では欠かせない武将に育ってきましたね。

    そのうち貞盛が「・・・民の声が聞こえませぬか?」とか言ってきそうです(笑)

    返信
    1. 木坂万倉 投稿作成者

      >なみたろうさん
      コメントありがとうございます!

      ようやく八橋城攻略です! かすめとった感じになりましたが。
      支配している本城が2つになって、もう三浦家を豪族と呼ぶものもいないでしょう。

      攻城まで覚えさせてしまって、もう貞盛は完全に軍事面での主力です。
      逆内助の功……なるほど。

      >そのうち貞盛が「・・・民の声が聞こえませぬか?」とか言ってきそうです(笑)
      ありそうですね(^_^;) 意外と貞盛の大言(意識の高さ?)が、三浦家に活力を与えているのかもしれません。。

      返信
  5. 二本松義国

    三浦家で尼子に対するのはなかなかに難儀ですね。普段なら弱小大名で片付けてしまう三村家ですら脅威ですから。
    冒頭で従属出来ない勢力として挙げていた二本松家でプレイしてるのですが(地元なので)、こっちは周辺に支城勢力が多いので比較的楽かもしれないですね。

    返信
    1. 木坂万倉 投稿作成者

      >二本松義国さん
      コメントありがとうございます! 書いてる人です。

      この時代の尼子家は勢いがあります。やはり三浦家ほどの勢力で尼子に対抗しようとなると……大変です。

      二本松家でプレイされているのですか! 周辺に支城勢力が多いといっても、背後の蘆名・伊達に狙われているので三浦家より楽ということはないのでは。
      好きな勢力でのプレイはいいですよね。二本松義国さんが二本松義国公とともに、二本松家で戦乱を生き抜かれることを願っています。

      読んでいただいてありがとうございます!mm

      返信

二本松義国 へ返信する コメントをキャンセル

コメントは反映されるまでに時間がかかります(スパム対策のため)。