【三浦家の野望】その13 執念

1538年12月、三浦家当主・三浦貞久の弟・貞盛は「猛将」を修得しました。

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※「皆様のお役に立ちますぞ!」貞盛のポテンシャルは計り知れるものではない。というかお前……武勇系の武将だったのか。

 

貞盛も猛将となったので、いちど周囲の状況を確認します。

 

状況

三浦家の周辺

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画像中央に多く見られるが尼子家、その南の白い花の紋が尼子の従属勢力・三村家です。これらは敵対勢力です。

尼子家の東、緑色の◯の中に三が三浦家、さらに画像中央右端に見えるのが山名家です。これが味方勢力です。

中国地方ではあいかわらず尼子家が強いです。三浦家は山名家の羽衣石城につづいて尼子家の津山城を奪いましたが、尼子経久にせめられ、本拠・高田城を失ってしまいました。

 

味方勢力(兵力およそ8200)

三浦家

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※プレイ勢力。当主・三浦貞久が経験を積み、すべての最高能力をしめるにいたった。本拠・高田城を尼子経久に攻め落とされてつらいところだが、奪還したい。兵数2922。

 

山名家

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※反尼子勢力として三浦家と協力関係を結んだ。どうにか尼子家から八橋城を奪還しようと頑張っている。兵数5265。

 

敵対勢力(兵力およそ26000)

尼子家

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※山陰の雄。三浦家によって東進を阻まれている。三浦家が津山城を奪ったことを許すつもりはないらしく、前々から狙っていた三浦家の本拠・高田城をついに落とした。兵数20770。

 

三村家

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※備中の大名。隙をみては三浦領に攻めてくる勢力。尼子家の影響圏に入っているうえ、備中の城はいずれも6000を越えている堅城。これにより他から攻められないのであぐらをかいている。兵数4568。

 

吉川家

※日野山城でのんびりしている。親尼子とはいえ今のところ三浦家とは距離的に遠いため、存在感が薄いというか、ほぼ関わりは無いにひとしい。兵数1104。画像は割愛。

 

中立勢力

浦上家

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※備前の大名。勢力は三浦家の本城・津山城のすぐ近くに位置するが、まだ攻めてはこない。隣国・三村家を警戒してのことかもしれないが、いつ攻めてくるかわからないので、早めに味方にしたい。兵数7534。

 

大内家

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※中国地方においては、唯一尼子家にまともに対抗できそうな勢力。たまに出陣、帰還を繰り返している。兵数28915。

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※出陣と帰城をくりかえす陶隆房。何をしているのかはよくわからないが、対尼子のけん制なのだろうか。

 

毛利家

※大内家に従属している。力はあるはずなのだが、まったく動かない。兵数5743。

 

 

三浦家側は、尼子家と比べると兵が足りていません。今後は時期をみて、中立勢力、浦上家、大内家の協力も得たいところです。そうなれば、尼子家との兵数差は逆転します。ただ、まだその元手がないので、先の話になりそうです。

 


 

 

1539年3月、三浦貞久は領内の浪人、山田重直を登用しました。

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※16歳。史実では尼子家から居城を奪還した。三浦家にはこんな武将が集まってくる。服もグリーンで三浦家にふさわしい。統率55/武勇53/知略59/政治47と能力は凡庸である。

 

さて、三浦家は津山城を得たことで、労力が増加しています。これからは道の整備や設営をすることもできます。

現在、高田城が落城して、城と城の援軍経路が崩れています。そこで津山城―羽衣石城間の山道を整備。たがいの連携を強化することにしました。

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※津山~羽衣石線の整備をいそぐ。

外交は山名家への工作を続けます。浦上家の動きも心配ですが、そちらはひとまず置いておき、資金の都合がついてから工作を始めることにしました。

 

その2ヶ月後、1539年5月、山名家から使者が到着します。どうやら、ふたたび八橋城の奪還を目指して兵を出すようです。

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※俺が言うのもなんだが、懲りないですな……。

 

現状、尼子家との兵力差を考えればとても奪還できるとは思えませんが、親・山名家を決めた三浦家にはこれを断る理由がありません。

三浦貞久は羽衣石城から1300の兵を出陣。新たに家臣になった山田重直を副将として八橋城に向かいます。山名・三浦連合による、第二次八橋城奪還戦が幕を開けました。

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※出陣するぞ! 連合軍っていっても2部隊だけどな!

 

 

八橋城主・尼子誠久はこの侵攻をうけ、前の戦いと同じように連合軍に向かってきました。貞久は会戦を開きます。

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※城下は佐波隆秀が守るという二段がまえ。

 

まったく前の戦と流れは同じです。しかし、今回の会戦は少し違いました。尼子誠久は連合軍に得意の騎馬突撃をしかけますが、山田重直の「足止め」によって動きを封じられます。

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※新入りの山田重直がさっそく活躍。

機動力を失った尼子誠久は連合軍に包囲され、壊滅しました。

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※水を失った魚のようなもの。(と言いつつ山名祐豊は突撃をうけてだいぶ消耗)

 

連合軍はそのまま八橋城下へと兵をすすめ、城下を守る佐波隆秀を撃破。城門への攻撃をくわえます。

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そしてそのまま包囲へと移りました。その包囲には美作の国人衆・三星衆が参加。これにより、八橋城の包囲は完成しました。

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しかし、八橋城の西には尼子経久の月山富田城があります。月山富田城からの援軍がくれば勝ち目はうすいので、たぶんこの侵攻は失敗するだろうと踏んでいました。

 

ところが、なんと尼子経久は八橋城の窮地に静観を決め、月山富田城から動きません。

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※孫である八橋城主・尼子誠久との不仲が疑われる。あるいは謀聖のこと。何かを企んでいるのかもしれない。

 

それから尼子経久は、ついに出陣することはありませんでした。

経久に見捨てられた八橋城は、およそ3ヶ月の包囲をへて落城。無謀に思われた奪還作戦は成功しました。山名祐豊は二度の侵攻によって八橋城を奪還。面目躍如をはたしたのでした。

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※「助太刀、礼を申すぞ」まさか本当に落とすとは……

 

 

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【三浦家の野望】その13 執念」への4件のフィードバック

  1. 忍城

    今作は能力値が低い武将でも、有用な戦法を持っていたり、戦で連れ回して特性覚えたりすれば中盤までは副将として欠かせぬ存在になったりして、使いどころを作れて面白いですよね
    譜代の家臣を重用できないと、どこでやっても最後は同じになってしまいますから…

    山名家の城奪還は熱いですね(笑)
    しかし、婚姻か従属までは完全な味方陣営とはみなせないでしょうから、三浦家としては油断出来ない展開ですね…

    返信
    1. 木坂万倉 投稿作成者

      >忍城さん
      コメントありがとうございます!

      ほんとうに今作はパッとしない能力値の武将にも活躍の場が用意されているのがうれしいです。

      城の数も多いので、序盤はなんということもない武将を城主にすることが多くて、そうしているうちに経験をつんで特性を修得……という流れもいいですね。ステータスが成長するのは20が上限ですが、どこまでも成長するのも何なので、これもちょうどいい気がします。

      山名家の八橋城奪還は成功の見込みはないと思っていたのですが、何が起きるのかわからないものです。。

      返信
  2. なみたろう

    猛将・貞盛(笑)頑張っていますね!

    普段は冷めた顔してますけど、
    戦に出ると性格や顔つきが変わるタイプなのかもしれませんねw

    また新キャラ(山田重直)がいい味出てますね~。
    あの顔で足止めされたら、尼子誠久もさぞや悔しかったことでしょうw

    しかし三浦家の武将たちは緑の羽織物がお好きなようですね~。

    返信
    1. 木坂万倉 投稿作成者

      >なみたろうさん
      コメントありがとうございます!

      貞盛、頑張っています! 猛将って顔ではないので、そういうタイプな可能性がありますね。

      山田重直はなんとも言えないおもしろ顔ですが、『足止め』が強力です。誠久をどうやって足止めしたのかよくわかりませんが、これからも活躍してくれることでしょう。

      三浦家は当主をはじめとして緑系が多いんです。家紋も緑なので、三浦家のイメージカラーと言ってもいいかもしれません(?)

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