1538年6月、尼子家の侵攻を防ぎきれず、失意のうちに高田城をあとにした三浦貞久は、弟・三浦貞盛にはげまされます。
※「尼子経久から国を奪い、領地を広げるのです! 本城を狙いましょうぞ」このように三浦貞盛はこんな状況でも常に前向き思考を欠かさない、真の意識高い系武将なのだった。
貞久はその言葉をうけて尼子家への逆襲を目指すこととなりました。
※領土拡大のミッション発生。「本城が少ないのなら奪えばよい。それが戦国乱世というものであり、大名の生きる道なのです。」
またこの頃、息子・三浦貞勝が誕生します。三浦家の将来をになう男児の誕生も、貞久の決意を後押ししたのでした。
さて高田城を占拠した尼子経久は、あらたに佐世清宗を城主にすえます。高田城を攻めていていた尼子軍はひとまず満足したのか、各々の城へと帰城しました。
※歯ぎしりが止まらないが、さらに攻められ三浦領を切り取られなくてよかった。
三浦家はこのころ、兵数1800ほど。周囲の勢力はそれに倍する兵をかかえ、領土拡大を虎視眈々とねらっています。
次なる敵の侵攻にそなえなければなりません。貞久は、まず美作に勢力をもつ僧兵集団・三星衆の懐柔をはかります。また、浦上家にふたたび接近。援軍の要請ができるまでに信用をたかめ、生き残りのために奔走したのでした。
三浦家としてはすぐにでも高田城を取り戻したいところですが、高田城の背後にひかえるのは尼子家が誇る智将・猛将たちです。また、南には尼子家に従属する三村家の存在もあります。うかつに動けば、さらに領地を失うことになりかねません。
三浦家は身動きのとれない状態が続きました。そして1538年9月、そんな貞久のもとに意外な勢力からの使者が到着します。
それは援軍要請の使者でした。山名祐豊は尼子経久の手によって八橋城を失っていました。どうやら、うばわれた旧領・八橋城の奪還をめざすようです。
※「当家に力を貸してはくれぬか?」 山名祐豊は何かと過去を水に流している。かつて羽衣石城を奪った 三浦家に援軍を要請するとは、よほど八橋城奪還に燃えているらしい。
しかし八橋城の西にある月山富田城には尼子家の当主・尼子経久が目を光らせています。この攻略が成功するとはとても思えません。
※謀聖・尼子経久が4000の兵で防衛に出れば、三浦軍などは一瞬で崩壊してしまうだろう。
ただ、八橋城の兵を減らすことには意味があります。尼子軍による三浦領への侵攻を抑えられるかもしれません。それに援軍を出すことによって山名家とは停戦状態になり、敵が減ります。まだ力のない三浦家は、敵を減らすにこしたことはないのです。
三浦貞久はこの援軍要請をうけます。山名祐豊が1500の兵をひきいて鳥取城から出陣すると、貞久も1000の兵で羽衣石城から出陣しました。
山名・三浦軍の侵攻に気づいた八橋城主・尼子誠久はすぐに出陣。伯耆松崎に向けて迎撃してきました。攻略軍は誠久に対し、その地で会戦を開きます。
兵数は攻略軍3300に対し、尼子誠久1983。こちらの方が優勢ですが、そこは誠久です。果敢に突撃を発動。さらに『急襲』によって山名祐豊の兵を殲滅にかかります。祐豊もそれを突撃で迎えうちました。
祐豊は敗走しました。
その後、いくらか尼子誠久の兵を減らすと三浦貞久は会戦を中止して帰城。
※これ以上戦ってもいたずらに兵を減らすだけだ。山名祐豊もわかってくれるだろう……。
こうして、山名祐豊の八橋城攻略戦は失敗に終わったのです。
しかしこれを機に、山名・三浦両家の距離は急接近。反尼子勢力として行動をともにすることになるのでした。
※互いに尼子と一戦まじえたことで、外交姿勢は“関心”となった。貞久は友好関係の構築をめざし、山名家に対して外交工作を開始。反尼子をかかげた両家による反撃が始まるのだろうか。
兄を励ます真の意識高い系武将・貞盛(笑)
是非頑張ってほしいところですね。
PKは無印と比べると外交の駆け引きがかなり充実していますね。
「弁当食ってる」には吹いてしまいましたw
やっとこさ操作に慣れてきたので、
そろそろ弱小勢力でやってみようかと思っています♪
>なみたろうさん
コメントありがとうございます!
自分で書きましたが、真の意識高い系武将とは一体何でしょう。よくわからないですね。
PKのプレイも進められているのですね。
弁当は初めて出た時のインパクトがすごいですよね。たぶん毛利秀元の空弁当が元ネタなんだと思いますが、誰も彼も弁当を言い訳にするのが笑えました^_^;
ひょっとして不戦の言い訳としてはメジャーだったのでしょうか。
弱小勢力、岩城家でしょうか。ぜひ天下統一を……。
貞盛ポジティブすぎる・・・
父祖の地を失ったのに
「他から奪いましょう(`・ω・´)キリ」
・・・底知れぬ大器かも。
>通りすがりさん
貞盛はただ者ではありませんね。
何を考えているのかわかりませんが、こういう人こそ怖いものです。。
内なる野心がメラメラと燃えているのかもしれません。