1594年7月。連合の結成直後に、大崎義隆は上杉家当主・上杉景勝から栃尾城の救援を要請されます。栃尾城は徳川家に攻められ、危うい状況となっていました。
大崎義隆はこれを受けて、岩代・黒川城から遠藤盛胤、兵2500の救援を出します。
※大崎家は米がなく極貧だが、一応盟主なので要請は受けなければなるまい。そういう見栄というか誇りみたいなものは一人前なのである。
大崎軍は佐竹軍と御前山で対峙しましたが、戦場は平地。障害物もなく、戦場については特筆すべきことがらはありません。
あえて言えば、敵の総大将・佐竹義重は強敵です。